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エンゲージメント戦略

TISインテックグループの存在意義である「社会の願いを叶える」ために、困難を乗り越え新たな価値を創造し続ける「人と組織」を育む施策に取り組んでいます。「働きがい」を重視し、多様な「個を知り、個を活かす」視点で、従業員のワークエンゲージメントを高め、「社会に向き合い、挑戦・変革する文化」の創出を目指します。

社員と会社の価値交換性を高める持続可能なエンゲージメント

中期経営計画(2021-2023)では、「持続可能なエンゲージメント」を人材戦略の要として位置づけています。企業は社員に対して、人材価値に見合った報酬、成長支援、活躍の機会、充実したHRサービスを提供することで、自発的な貢献意欲が高まり、プロフェッショナルとしてより高い成果を引き出します。

当社グループでは、「多様性フュージョン」を、経営の目指すべき状態の一つとしています。社員一人ひとりが企業活動の意義(パーパス)に共感し、組織の中で全員が強みを発揮・成長し続けることで、エンゲージメントを高め、イノベーション創出を目指します。

社員意識調査

TISでは2016年3月期より、社員の「働きがい」の現状把握を目的とした意識調査を、毎期実施しています。各現場組織の経営計画に働きがいや風土醸成に関するテーマを組込むとともに、役員の評価指標に「マネジメントへの信用」を設け、実効性を高めながら施策を推進しています。
この結果、「働きがいがある」「マネジメントは信用できる」と回答した社員の割合は大きく向上しています。2020年3月期以降は、調査をグループ主要7社に拡大し、2024年3月期はグループ各社で「働きがいがある」と感じている従業員が50%(TISでは70%)を超えることを目標に、有効な取り組みをグループ全体で共有しながら、働く環境、制度、施策の充実をはかっています。

社員意識調査結果の推移グラフ

(注)調査は外部機関に委託しています。なお、集計結果は、肯定的(選択肢5段階のうち、「4.しばしば当てはまる」、「5.ほとんど常に当てはまる」)に回答した社員の割合をスコア(パーセント)として表示しています。

エンゲージメントサーベイを踏まえた「組織開発」

社員意識調査や組織状態サーベイ、アンケートなどを定期的に行い、エンゲージメントを高める施策を推進してきましたが、職場環境や働き方の選択肢といった衛生要因がほぼ整い、動機づけ要因を高める施策にシフトしています。
組織や事業の状態にフォーカスし、「現場マネジメント層」「HRビジネスパートナー」「組織開発のプロフェッショナル」の三者が連携・協議し、心理的安全性の高い組織づくりや、社員の活力を高める施策、ビジネスプロセスの改善など、各組織に合わせた取り組みを行い、成果につながっています。

個を活かす「パフォーマンスデベロップメント」

組織活動に欠かせないコミュニケーション基盤として、すべての組織、社員において原則週1回の1on1を推奨しています。
目的は社員の成長スピードを加速し、パフォーマンスを向上させること。業務を通して学び、自ら考え行動できるように、上司は部下の気づきと主体的な行動を引き出します。1on1は、人材育成やキャリア志向、仕事への動機づけなど、未来視点で上司が社員と向き合う大切な時間として活用されており、リモート環境におけるコミュニケーション不足解消にもつながっています。
1on1によるコミュニケーションの質を継続的に高めるために、全管理者へのアクティブラーニングを実施するとともに、効果的なメソッドについてメルマガでの情報提供や、実施をサポートする支援ツールの導入も進んでいます。

人事制度・報酬制度

グループの中長期的な成長の源泉として、社員一人ひとりが発揮する価値を最大化し、多様な人材が活躍できる仕組み・風土の構築を推進します。

人事制度方針

  1. 実力主義
    • 実力を「業績貢献度」+「能力」と定義し、実力に基づいた公平・公正な評価を実施します。
    • 短期的な成果に偏らず、中長期に力を発揮できる人材を評価します。
  2. 職種の複線化
    • ビジネス戦略に沿った複合的な人材体系とし、多様なプロフェッショナルを評価・育成します。

資格制度

当社では、マネジメントだけではなく、よりハイレベルなプロフェッショナルも目指していけるよう、職種・グレード体系を設定しています。また職種・グレード毎に求められる「役割・職責」と「能力基準」を定義し、年齢や性別、働き方や働いた時間に関係なく、実力に基づいた公平・公正な評価・処遇を行うベースとしています。

特に、若手社員の早期抜擢・適所適材の推進など、活躍する若手社員の実力主義推進を強化しています。中高年の社員についても、自身の成長に責任を持ちその能力を発揮できるよう、65歳の定年まで実力に基づく同一の人事制度を適用し、意欲的に働ける制度となっています。定年後から70歳までは、継続して活躍を期待できる人材に対し定年前と同じ人事制度の「再雇用制度」を導入しています。

評価制度

●業績評価
半期単位で、組織目標から職種・グレード毎に定義された「役割・職責」を踏まえブレークダウンした個人目標を設定し、その達成度を評価します。業績評価は賞与と連動しており、成果とプロセスの絶対評価を行うことで、一人ひとりの多様なパフォーマンス発揮に即した評価と処遇を実現しています。

●実力評価
半期単位での業績評価のプロセスを踏まえ、「発揮された能力」と「業績貢献度」を職種・グレード毎に求められる「役割・職責」と「能力基準」に照らし合わせ、評価します。
なお、評価とは連動しませんが、役員・マネジメント職・ハイエンド職には、360度フィードバックを導入しています。業務関係者全体からのフィードバックを受け止め、自ら内省・成長していくことで、マネジメント力の向上を図っています。

報酬制度

社員と会社の価値交換性の向上を図るため、社員の高い貢献や価値発揮に対し、外部水準を鑑みた還元を推進しています。
業績評価の結果は賞与、実力評価の結果は昇降給に反映し、社員の貢献・価値発揮に応じた報酬を実現しています。また、さらなる社員と会社の価値交換性向上に向け、会社の目指す姿との価値交換としての「報酬水準」を検討・推進しています。

従業員株式所有制度

グループの従業員に対し、当社グループの中長期的な企業価値向上へのインセンテ ィブ付与、福利厚生の拡充及び株主としての資本参加による従業員の勤労意欲高揚を通じたグループの恒常的な発展を促すため、信託型従業員持株インセンティブ・プランを導入しています。 本プランは、「TISインテックグループ従業員持株会」に加入するすべてのグループ従業員を対象とするインセンティブ・プランです。

社員会との対話

社員会は当社の全社員により構成されている組織で、会社と社員の意志疎通と相互理解、社員の親睦の充実を目的とした活動を実施しています。
事業所ごとに選出される従業員代表の選挙において選挙管理委員会の運営を行い、法令で従業員代表が行なうこととして定められた活動の支援を行っています。

<社員会の機能>

  • 就業規則や人事関連の規程変更内容の確認
  • 社内施策(社員の働く環境や健康に関する事項)に関する協議
  • 従業員代表として労使協定の締結
  • 投書箱による社員の意見徴収
  • 社員からの改善要望にもとづいた議論
  • 長時間労働の改善に向けた協議
  • 衛生委員会への参加を通じた労働環境の改善
  • 社員の親睦を目的とした活動

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更新日時:2022年7月8日 15時12分