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人材活用施策

採用

多様な人材の採用

当社グループでは「多様性フュージョン」を、経営の目指すべき状態の一つとしています。社員が企業活動の意義に共感し、強みと個性を発揮して成長することによるイノベーション創出を目指しています。
近年、技術革新や産業構造の変化は急速に進み、また、様々な社会課題への対応も求められるようになってきました。そういった外部環境の変化に対応し、持続的なビジネスの成長へと結びつけていくため、性別や年齢、人種・地域・国籍、性的志向・性自認・性表現、その他さまざまな違いの有無に関わらず多様な人材を採用します。

なお、採用に於いては応募者の基本的人権を尊重し、機会均等を確保した公正な選考を実施します。 また、児童労働や強制労働の禁止、最低賃金の順守については法律に基づき取り組んでいます。

新卒採用

社員一人ひとりが強みと個性を発揮し、「未来の景色に鮮やかな彩をつける」というミッションを実現するためには、社員が当社グループの基本理念であるOUR PHILOSOPHY及び、企業活動の意義に共感し、目指すべきベクトルが一致することが大切であると考えています。
新卒採用プロセスにおいては、会社と学生の相互理解を重視しており、面接官・リクルータ社員との対話機会を増やすことで、基本理念や風土に共感し、当社グループで活躍できる人材の獲得を図っています。また、通年採用の導入・インターンシップの活用を通して、先端技術やデータサイエンスなどの高度な専門性を持った人材の獲得にも注力しています。
入社後の活躍促進としては、社員一人ひとりの状態と特性を可視化し、個人に適したマネジメントを行うためのツールを導入しています。社員のメンタリティを把握し、配属先でのタイムリーなケアや人事による定着支援を行っています。

経験者採用

「事業戦略を牽引する先鋭人材」「各事業領域で継続的に強化が必要な注力人材」を獲得するため、人材要件の明確化・人材レベル毎の獲得施策の強化など、ターゲット単位での採用活動を進めています。また、事業組織・HRビジネスパートナー・人事部門が連携し、中長期的な人材ポートフォリオ計画と事業単位での短期視点の採用需要との連動を強化しています。
採用プロセスにおいては、多様な個性を持った人材に長く活躍して頂けることを重視しています。個人のキャリア観・適性と配属先での職務・役割・風土とのマッチングを意識し、一人ひとりに適した役割・成長機会を提供しています。
社員一人ひとりの状態と特性を可視化するマネジメント支援ツールの導入・キャリア面談の実施など、入社後の活躍支援/オンボーディングも強化しており、事業部門と人事・HRビジネスパートナーが一体となった活躍支援を行っています。

アルムナイネットワークの活用

TISでは、2021年3月にアルムナイネットワークを立ち上げました。他社で経験を積んだアルムナイの知見を活用し、積極的に協業することで、 新しいビジネスやサービスの創出に繋げています。また 、 ネットワークを活用し 、 家庭の事情や本人のキャリア志向等の理由で離職した人材の再雇用も 積極的に行うことで戦力の拡充を図っています 。

人材開発

グループ人材育成方針

当社グループは、最も重要な経営資源であり、中長期的な成長の源泉である人材への投資を積極的に行います。
事業ポートフォリオの達成に向けた人材ポートフォリオ実現のための人材育成と、社員一人ひとり の高度化に向けた自律的なキャリア支援の双方向で取り組み、自律的なプロフェッショナルを育成します。

グループ教育

グループ全体の人材価値向上と効率的な研修運営の観点から、グループ横断での教育を強化しています。
DX、コンサルティング、プロジェクトマネジメント、エンジニアリング等の注力スキル領域については、グループ横断で研修を実施しています。横断的に求められる共通能力、いわゆるビジネススキル領域については、グループ教育体系を整備し、「グループ共通研修」として提供することで、グループ全体でのレベルアップを図っています。現在、グループ横断研修・共通研修のラインナップは、80を超えています。

また、学び合う風土を醸成するため、グループの社員同士が豊富な知識・経験を「TIGの知」として発信・共有する場として「ワクワクスクール(オンライン勉強会)」を開催。経験豊富な講師による技術レクチャーや、パネルディスカッションによる多様な社員のキャリア・働き方の共有などを行っています。

<グループ研修>

TISの育成体系

全組織に共通する技術・スキルは全社共通のカリキュラムとして育成体系を整備しています。
「学び」の投資領域として、必要なスキルの習得だけでなく、新規事業や新規サービス創出につながる情報収集や体験、研究活動も推奨しています。これらの「学び」や「研究」について、社員一人あたり年間約12日間を投資し、成長を支援します。

本社系組織が実施する育成は、能力要素とそれを身に着ける手段(研修)をセットにした「研修体系」として、社員に公開しています。能力要素は、発揮する場面とともに能力の説明を加えています。そうすることで、エントリーレベルでも将来必要な能力を確認でき、身近な先輩の強みから学んでいくことを期待しています。
また、コンサル基礎スキル(課題設定・解決スキル)を強化するとともに、PMスキルの向上、アジャイル研修、サービスマネジメント教育にも注力しています。
2024年3月期からは、担当業務に関する学びの他に、新たなスキルをプラスワンする「ネクスト」教育を開始しました。今後社員の基礎スキルとなるネクストカテゴリ(データ分析、コンサル、事業創出、UXデザイン)から社員自らが選択して受講し、将来に向けた複線的キャリアの構築および社員の自律的な成長・価値創出を支援します。また、事業の多様化に合わせて、各組織で自組織に必要な人材を育成する事業部主体の教育も重視しています。中期経営計画(2024-2026)では、本社教育と事業部教育の棲み分けを行い、それぞれを更に強化していく方針です。

<TIS研修体系>

経営人材の育成

経営人材、およびマネジメント職を継続的に輩出するため、経営マネジメントを担う人材を継続的に輩出する仕組みを作り、毎年運用しています。経営人材のみならず、事業戦略を牽引する先鋭人材を含め、これから求められる基準に照らして潜在能力があるか、期待できるかという観点で評価を行い、各組織より選抜を行います。選抜された人材に対しては、経験を増やすための戦略ローテーション、ロールモデル育成、外部メンターによるコーチングや戦略メンタリングといった成長の機会を提供し、全社人材開発会議で状況のモニタリングを実施しています。

コンサルスキル(課題設定・解決スキル)の強化促進

社会・顧客に付加価値を提供するためには、技術力・開発力に加え、真の課題を捉えてその課題に対応するコンサルティング能力を全社員が身につけることが求められます。TISでは、社員のコンサル基礎スキル(課題設定・解決スキル)を強化する育成プログラムを提供しており、今後さらに強化を図っていきます。

①DXスキル強化プログラム
DX提供価値の向上を推進するため、ステークホルダーとの共創促進やDXコンサルティング機能の強化に注力しています。
DXビジネス・デジタルそれぞれの領域で、DX提供価値の向上に必要な思考や技術を学ぶ機会を提供し、DX関連の専門性強化を図っています。

<DX教育体系>

②事業リーダー・コンサル人材育育成プログラム
新たな事業を牽引する事業リーダ(アカウントマネージャー、サービスオーナー)、 DXコンサル人材を育成するプログラムを実施しています。候補人材を増やすために、関連事業組織と連携して、全社の育成ニーズを踏まえた育成プログラムを随時追加しています。

グローバル人材の育成

TISが主導するグループグローバル戦略の実現のため、ASEANトップクラスの現地IT企業との提携、海外子会社における現地人材の採用・登用を推進することで、外国人の多様性を確保しています。TIS社員と現地グループ社員が一体となり事業運営を行い、多様な国籍を持つ人材が活躍しています。
TIS国内においては国籍に関わらず、優秀な人材の採用を進めています。グローバルビジネス拡大に向けて、グループのグローバルネットワークを活用した教育プログラムを検討しています。

自律的なキャリア形成

社員が“自律”して働き、社員一人ひとりの価値発揮を最大化するために、社員が自身のキャリアプランを深く考え、会社としてそのキャリアプランを支援していく仕組みを整備しています。

●キャリアフレーム
キャリアフレームは、人材の先鋭化・高度化にむけ、必要人材像を柔軟に定義し「目指して欲しい姿」として社員に伝え、中長期の自律的なキャリア形成を促進することを目的とした人材定義です。社員がプロフェッショナルとして目指して欲しい姿を「フィールド」(領域)×「ステージ」(役割)という構成で定義しています。社員は、現在の「役割」に該当するフィールド・ステージを宣言します。複数の役割があれば複数フィールドを宣言します。これから担いたい役割も、将来目標として複数選択することができます。社員とフィールド&ステージを1対多で紐づけできるようにすることで、人材活用や配置転換へ検討がしやすくなる(人材PF促進)とともに、社員が複数の専門分野を経験し能力を磨くことも奨励し、広い視野で環境変化に柔軟に対応できる人材の育成を目指しています。また、現状と将来希望のフィールド・ステージを本人が宣言することで、社員のキャリア・スキルへの自律性や変化対応力を高めています。

●キャリアプランシート・キャリア面談
キャリアの棚卸とキャリアプランを深く考える目的で、年に一度、全社員がキャリアプランシートを作成し、上司とのキャリア面談を実施しています。キャリアプランシートには、キャリアフレームから「現状」と「将来目標」の「フィールド」×「ステージ」を本人が宣言し、キャリア面談で上司と合意・共有します。「現状」と「将来目標」を上司と共有することで、将来のキャリア実現の支援を図ります。加えて、1on1を活用した上司とのキャリアコミュニケーションを日常的に行っています。また、人事にてキャリアプランシートの分析を行い、各組織へのフィードバックを行うことにより、異動の活性化やキャリア実現の支援を行っています。

●キャリアデザイン研修
長期的なキャリア目標設定と実現手段探索を支援する目的で、節目年齢(20代前半・後半、30代、40代、50代、55歳)にキャリアデザイン研修を実施しています。

●キャリア実現に向けた支援
キャリア相談窓口を設置し、研修受講や1on1では解消しきれない個別のキャリア相談に対して、人事のキャリアコンサルタント資格保有者が個別フォローを行っています。
また、上司向けのキャリア面談セミナーの提供など、事業組織でのキャリア支援の体制構築を支援しています。

<TISキャリア形成支援体系>

個を活かすパフォーマンスディベロップメント

組織活動に欠かせないコミュニケーション基盤として、全ての組織、社員において原則週1回の1on1を推奨しています。
目的は社員の成長スピードを加速し、パフォーマンスを向上させること。業務を通して学び、自ら考え行動できるように、上司は部下の気づきと主体的な行動を引き出します。1on1は、人材育成やキャリア志向、仕事への動機づけなど、未来視点で上司が社員と向き合う大切な時間として活用されており、リモート環境におけるコミュニケーション不足解消にもつながっています。
1on1によるコミュニケーションの質を継続的に高めるために、全管理者へのアクティブラーニングを実施するとともに、効果的なメソッドについてメルマガでの情報提供や、実施をサポートする支援ツールの導入も進んでいます。

360度フィードバック

役員・マネジメント職・スペシャリスト職には、業務関係者全体からのフィードバックを受け止め、自ら内省・成長していくことを支援するため360度フィードバックを導入し、マネジメント力の向上を図っています。

ダイナミックな人材配置

中長期的な事業ポートフォリオを実現するために、人材分析及び配置計画を策定し、将来の事業ポートフォリオを見据えた人材の配置転換、スキルチェンジを推進しています。特に重要なポジションであるマネジメント人材については、経営人材候補として戦略的にローテーションを行い、経験を通した成長機会を提供しています。また、社員全員が自身の描くキャリアについて、上司と面談を行い、ローテーションや多様な業務経験を通してステップアップする仕組みを整備しています。

事業戦略を牽引する先鋭人材の育成のための全社ローテーション施策

新たな事業領域の拡大に向けて、TISでは、コンサルタント・ITアーキテクトなどの事業戦略を牽引する先鋭人材を計画的に育成するため、全社ローテーション施策を強化しています。

①コンサルタント育成
事業部門よりコンサル志向性や素養のある人材を選抜し、コンサル専門の組織またはグループ会社に異動させ、3年間の育成期間で実践的な上流ケイパビリティを身につけます。育成期間終了後は、事業部門に帰任して上流機能をリードする役割を担う、もしくはコンサル専門組織に残り、事業組織と連携しながらビジネス拡大に貢献するなど、コンサル人材としての専門性を高めます。

②ITアーキテクト育成
グループ全体のテクノロジーを担う「テクノロジー&イノベーション本部(以下、T&I)」と事業部門の全社開発協業プロジェクトを組成し、技術者の成長を支援するジョブローテーションを戦略的に実施しています。全社開発協業PJでは、事業部門のメンバーがT&Iの技術者と同じチームで技術経験を積むことで技術スキルを高めます。協業PJ終了後には、事業部門に戻ってスキルを活かしたり、T&Iに異動して更なる経験を積むことも可能です。その他にも、事業部間ローテーションや技術経験を積むための期限付き異動、個人のキャリア志向に基づく異動なども更に推進していきます。技術者の流動性を高め、限られた人材リソースを全社で疑似的に共有し最大限活用することで、組織のニーズを満たしつつ、社員に多様な経験と活躍の場を提供していきます。

グループ内の人材交流

TISインテックグループの総力として社会に価値を提供するため、各事業領域や本社系組織における、相互出向を行っています。グループ一体運営の意識を高めるとともに、人脈や視野の拡大にも寄与しています。

公募制度

社員の主体的なキャリア形成を支援し、担当領域を超えたチャレンジを促進するため、公募制度の整備を行っています。
TISでは半期に1度、ほとんどの組織が公募を行っており、入社1年以内の者、およびマネジメント職(部長以上)を除く全社員がこれを活用し、活躍のフィールドを広げています。

TISにおける多様な業務経験機会の提供

会社主導による社内流動性を高めることで、多様な業務経験を通じた社員の成長および適正配置を加速します。

●業務(※1)ローテーション方針
①入社から10年目までに、なるべく3つ以上の業務を経験できるよう機会を提供する
②中堅層までの社員について、5年以上同一業務を担当している場合は、1年以内の業務変更を検討する
上記方針の実効性を高めるため「タレントレビュー」の実施を推奨しています。「タレントレビュー」では、組織の目標達成や必要人材の充足に向け、メンバーの現状の強み・経験・キャリア志向などを組織全体で共有し、育成方針や具体的な育成方法・アサインを検討します。
(※1)業務:組織、顧客、業務領域、プロジェクト、役割 等

●ポスティング
現業とは全く異なるビジネス環境での経験獲得による、多様な局面や新たな領域で活躍できる人材の育成を目的として、 2024年3月期より、ポスティングのトライアルを開始しました。希望する社員は、現所属部門長との合意を得たうえで応募し、一定期間育成後の帰任を前提としています。自身のWillに合った仕事に、自組織の理解の元、帰任を担保した上でチャレンジすることができます。
選択肢を積極的に増やすことで、社員のWill の醸成と会社全体でのMust とのマッチング向上につなげていきます。

TISにおける多様な社外経験の推奨

キャリアの自律を促し、人としての成⻑を促進するため、当社グループの枠を超えた多様な経験を推奨しています。自社ではできない様々な経験を通しプロフェッショナルとしての知見を習得すること、また多様な人々の価値観に触れることで、より広い視野を持ち、社会の変化をとらえる感性を高めることを目的とした「成長支援制度」を整備しています。

●成長支援制度概要
①すべての社員が、対象となる社外活動へ参加することができる
②会社に申告することにより休暇や一時的な休業の取得、時短勤務の選択が可能
(※2)対象となる社外活動:兼業、学び(大学、専門学校、研究会等)、社会貢献活動

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更新日時:2024年10月8日 17時14分