中期経営方針
中期経営計画(2018-2020)
概要

TISインテックグループは、2017年にグループビジョン2026を策定致しました。本中期経営計画は、グループビジョン2026策定後の最初の中期経営計画となります。
中期経営計画(2018-2020)は、グループビジョン2026の達成に向けた土台構築のため、スピード感ある構造転換を行っていきます。
「Transformation to 2020 ~グループ一体となり構造転換を実現し、社会の課題解決をリードする企業へ~」というスローガンのもと、持続的な企業成長・企業価値の向上を目指します。
グループビジョン2026の詳細については、「グループビジョン」をご覧下さい。
2020年に目指す姿
「Transformation to 2020 ~グループ一体となり構造転換を実現し、社会の課題解決をリードする企業へ~」というスローガンのもと、持続的な企業成長・企業価値の向上を目指します。

基本方針
「持続的な利益成長」と「社員の自己実現重視」の目標に加え、その目標達成のために必要となる 「継続的なスピードある構造転換」のために重要な「コア事業への集中」「先行投資型への転換」「グローバル事業の拡大」を基本方針としています。

持続的な利益成長
- 事業を通じて社会課題を解決することで、社会とともにサステナブルな企業へ中長期的に利益を生み出す体質確立
- 本社機能の高度化・効率化によりコスト削減
社員の自己実現重視
- 社員が働きがいを実感できる環境、風土、制度作り
- 構造転換を支える人財ポートフォリオを構築し、グループでの最適配置
コア事業への集中
- 成長エンジン伸長のための積極投資
- 顧客提供価値の向上、生産性革新等を通じた既存分野の強靭化
先行投資型の転換
- 市場/顧客への先回り提案とビジネス創造を実現するための構造転換
- M&A、サービス投資等による戦略的な積極投資の拡大
グローバル事業の拡大
- ASEANでトップクラスのIT企業連合体へ
- 決済/銀行/ERPを中心にグローバルでの強みの強化
重要な経営指標(KPI)
「戦略ドメイン比率 50%」、「営業利益 430億円」、「営業利益率 10%」、「ROE 12%」を重要な経営指標(KPI)として定めています。

ROEの更なる向上に向けて
当社では資本コストを意識した経営を従前より推進しており、資本コストを上回るリターンを測る重要な経営指標として、「ROE12%」を2021年3月期の目標に設定しております。その達成に向けて、成長投資の推進・財務健全性の確保・株主還元の強化のバランスのもと、資本構成の適正化を推進し、資本効率性の向上を目指しております。

計数計画

株主還元の基本方針
当社は、中長期の経営視点から事業発展につなげる適正な内部留保を確保しつつ、連結業績を勘案したうえで、安定した配当を継続していくことを基本方針としております。
中期経営計画(2018-2020)では、成長投資の推進・財務健全性の確保・株主還元の強化のバランスのもと、資本構成の適正化を推進し、資本効率性の向上を目指す中、株主還元については、総還元性向の目安を35%から40%に引き上げるとともに、配当性向は安定的な配当成長を通じて2021年3月期に30%を目指してまいります。
※総還元性向:親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当と自己株式取得の合計額の比率
株主還元の詳細については、「株主還元」をご覧下さい。