資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応
当社グループは、持続的な企業価値向上を目指し、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた取り組みを推進しています。その実現に向けて、資本コストを意識した経営の推進と、資本コストを上回るリターンの持続的な創出に取り組んでいます。
成長投資の推進・財務健全性の確保・株主還元強化のバランスのもと、事業ポートフォリオ最適化への積極投資、資本構成の適正化等を推進し、バランスシートマネジメントの強化を通じた資本効率性の向上を図るとともに、積極的な情報開示や日頃からのエンゲージメントの充実を通じて資本コストの低減にも注力しています。
①基本方針
- グループ基本理念「OUR PHILOSOPHY」を軸としたサステナビリティ経営を通じてステークホルダーとの価値交換性を向上することで持続可能な社会への貢献と持続的な企業価値向上を目指す。
- その実現のための道筋として長期経営方針である「グループビジョン2032」を定め、それに基づいた中計経営計画において具体的な戦略・施策を推進。

②現状分析・評価
- 事業・財務の両面から施策を推進。資本コストを上回るリターンを持続的に創出し、これに応じて市場評価も向上。
- 但し、PERの水準等からすれば、当社グループが有する企業価値が市場評価へ適正に反映されるためには、中長期視点での成長期待を高めることが特に重要と認識。

事業利益/収益性 | 人材をはじめとする将来に向けた成長投資を積極的に推進する中でも、持続的な事業成長及び収益性向上を実現。 |
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資本効率性 | 事業成長によるEPS向上に加え、資本構成適正化を含む財務施策を推進。ROEは株主資本コストを上回って推移。 |
市場評価 | 積極的な情報開示及び建設的な対話を経営高度化に活用。経営に対する理解促進・信認が進み、市場評価が向上。 |
③計画・取組みの概要
- 企業価値を示す指標としてPBRを重視。
- さらなる企業価値向上の実現とそれに見合った適正な市場評価の獲得に向けて、中期経営計画(2024-2026)の各戦略・施策を着実に推進。

中期経営計画(2024–2026)の詳細については、以下をご参照ください。
中期経営計画(2024-2026)説明 プレゼンテーション資料