Interview 社員インタビュー

コンサルファームからTISへ。仕事と働き方における転職後の変化

国家公務員でキャリアをスタートさせ、大手コンサルファームでITコンサルタントとして7年従事。その後、経営全般の課題解決ができるコンサルタントを目指して、事業再生コンサルの会社で8年勤務するも事業の撤退が決定。以前いたコンサルファームに戻り、戦略・DX・新規事業開発などを担当した後、コンサル業務に従事しながら、事業にも関われる会社を求め、2021年にTISにジョイン。

ビジネスイノベーションユニット ディレクター 川満 俊英44歳 2021年キャリア入社

コンサルファームからTISに転職した理由

国家公務員、ITコンサルタントを経て、社会的意義を求めて事業再生コンサルタントへ。全国のあらゆる業界・業種の企業を担当し、経営全般の課題解決ができることにやりがいを感じていましたが、事業の撤退が決定したため以前いたコンサルファームに戦略コンサルタントとして戻りました。

戦略コンサルタントとしての仕事は充実していましたが、先のキャリアを考えたときに、責任ある立場で新規事業に関わりたいと思うように。しかし、これまでコンサルタントとして事業立上げのHow toは磨いてきたものの実際に立上げた実績はありません。そんな時に知ったのが、TISのビジネスイノベーションユニット(BIU)での求人でした。

TISという事業会社におけるコンサル部門なので、コンサルだけでなく自社事業も立上げられる。さらにBIU立上げからもわかるようにビジネスの変革を目指していること、しがらみのない独立系企業であることも転職を決めた大きな理由でした。

転職後はワークライフバランスが大きく変化

これまでハードな働き方もありましたが、TISに転職後はプライベートの時間を確保できるようになりました。現在はリモート中心ということもあり、仕事と家庭の時間をうまくバランスとっています。

働き方改革に取り組むTISでは、労働時間の管理も徹底的です。コンサル部門だからといってBIUも例外ではなく、クライアントへの提案段階で残業しない前提で見積もり、無理のないスケジュールになるようにしています。

ただし、時間をかけられなくても仕事のクオリティには妥協していません。大手コンサルファームと比べても遜色ない提案や最終成果物を手掛けているという自負はありますし、コンペでの採択も増えてきました。にもかかわらず、コンサルファーム時代に比べて働き方が大きく変化したのは、プロセスである中間成果物に力を入れるよりも最終成果物にこだわるようになったのが大きな理由です。時間的な余裕が生まれることで、新規事業提案といったプラスαの仕事にも注力できるようになりました。

事業立上げを経験しやすい環境

BIUではこれまで培ったコンサルタントとしての知見を活かしながら、自身で新規事業やサービスを立上げられるのも魅力のひとつです。私自身も、クライアントと共同出資して立上げた戦略的子会社の事業に参加しています。

現在は全社的にも大規模なR&D予算を確保し、新規事業立上げへ積極的に投資しています。全社での新規事業提案の制度もありますし、メンバーとともに積極的に企画立案を進めています。クライアントや事業パートナーと共創して事業開発することも少なくありませんし、TISの各事業部からも最先端テクノロジーを使った案件やDX案件など次々相談が寄せられるので、私自身も面白そうな案件にはどんどん携わっていきたいと思っています。

コンサルファーム時代は構想して終わりなことも多く、案件への思い入れをあまり持てずにいました。もちろん、事業立上げでも悩みごとは少なくありませんが、自らが主体者として社会的価値がある事業を手掛けられる点にやりがいを感じています。

コンサル経験を活かして新たな挑戦へ

BIUでは私を含めコンサルファーム出身のコンサルタントが増えており、他のファームと遜色ないコンサルサービスを提供できる環境になってきました。今後も案件の質をより高めていくためにも、多くのコンサルファーム出身者を迎えていきたいと考えています。BIUはまだ立上げ期ということもあり、案件のデリバリーやプロジェクトの管理、コンサルタントの育成など、活躍の場が広がっています。

コンサルタントとして活躍したい方はもちろん、私のようにコンサルサービスだけでなく直接事業に関わる顧客との共創や自社事業立上げをしていきたいという方には、ぜひTISを検討してほしいですね。事業会社でもある分、コンサルファームと比べて協調性の強い人材が多く、ストレスなくコミュニケーションが取れるため、中途入社者も馴染みやすい環境だと思いますよ。

※所属、職名等は、インタビュー当時のものです。