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TIS、金融機関などの融資業務の効率化、標準化、精緻化を実現する『SCORE LINK』に新たな3つの機能を強化~上場企業のデータ取込など新機能の追加で、更なる拡販を目指す~

2014年3月19日

TIS株式会社

報道関係各位

ITホールディングスグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下TIS)は、金融機関などの融資における与信管理業務の効率化、標準化、精緻化を支援するソリューション『SCORE LINK(スコアリンク)』に、以下の3つの新機能を追加したことを発表します。

・新機能①「XBRL※1取込(次世代EDINET対応)機能」
・新機能②「ワークフロー機能」
・新機能③「総合財務診断表機能」

※1:XBRL(拡張可能な事業報告言語、eXtensible Business Reporting Language)は、財務情報を効率的に作成・流通・利用できるよう、国際的に標準化されたコンピュータ言語です。XBRLでは財務報告の電子的雛型である「タクソノミ」を基に、財務報告内容そのものを表す「インスタンス」を作成します。(出典:金融庁)

TISの『SCORE LINK』は、1997年の提供開始から、銀行、信金、保険などの金融機関を中心に220以上の企業に導入実績がある与信管理ソリューションです。
今回の新機能追加により、金融機関への更なる導入を推進するとともに、取引先の与信管理業務で活用が期待される商社などの審査部門向けへも拡販を目指します。

TISでは、今回の機能強化で『SCORE LINK』の更なる拡販を進め、2017年3月までに、銀行への導入シェア50%超を目指します。また、銀行以外の企業への新規導入は50件を目指します。

『SCORE LINK』の構成と各パッケージの主要な機能

背景

金融機関などの融資における与信管理業務のシステムには、度重なる法改正に対応するための改修やアップデートなどの対応が必要とされています。

また、「上場企業や個人事業主の財務登録を効率化させたい」「限られた時間の中で、融資先の財務状況を把握したい」「融資先との取引関係を強化させたい」という要望や、「金融庁が推進する、EDINETへのXBRL導入による金融資本市場の強化」という背景に即したニーズなど、与信管理業務のシステムには様々な課題が発生しています。

そこでTISでは、上記のような課題に対応するため、『SCORE LINK』の機能強化を行いました。

『SCORE LINK』の概要

『SCORE LINK』は、「score ENTRY(スコアエントリ)」、「score NAVI(スコアナビ)」の2つのパッケージで構成された、与信管理業務支援の為のソリューションです。財務登録業務の効率化、事務作業の軽減、審査業務の標準化、紙資料の授受廃止によるペーパレス化、セキュリティリスクの軽減、取引先とのコミュニケーション強化などを実現します。

これまでは、「財務諸表入力システム」、「財務診断システム」、「キャッシュフロー財務診断システム」の3つのパッケージ名称で市場に展開していましたが、今回の新機能追加を期に、『SCORE LINK』という新しいブランドに統合し、更なる拡販を目指します。

『SCORE LINK』の各パッケージのカバー業務領域

<各業務シーンにおける『SCORE LINK』のメリット>

A.データ伝送により紙資料ベースの決算書授受が不要となり、事務作業の軽減と紛失リスク防止
B.上場企業の財務データのダウンロードが可能なため、財務登録業務を、手作業では1期あたり通常1時間程度が必要だったところを5分程度に大幅に短縮
C.144の観点での問題点分析により審査業務のノウハウ標準化を実現し、信用リスク管理力を向上
D.業界平均との比較分析やグラフ・コメント解説による財務実績レポート機能などの付加価値情報

の提供により、新規顧客開拓・既存顧客との関係強化が可能

1)score ENTRY~財務諸表入力~

「score ENTRY」 は、融資先の決算書や確定申告書などの財務情報を、スキャナとOCR、11万語の勘定科目辞書で解析・登録して、財務登録業務の効率化・精緻化を実現するパッケージです。登録された財務情報は、システム内でデータ伝送されるため、本部の審査部と営業店での即時の共有が可能です。「score ENTRY」には今回、以下2つの新機能を追加しました。

・新機能①「XBRL取込(次世代EDINET対応)機能」※2014年4月から提供開始予定
EDINET※2、TDnet※3からXBRL形式の上場企業の財務データをダウンロードして、財務登録を行う機能です。次世代EDINETにも対応予定で、手作業の入力では時間の掛かる上場企業の財務登録作業の効率化を実現します。

・新機能②「ワークフロー機能」 ※2014年4月から提供開始予定
本部で登録された財務データを営業店で確認・承認する機能です。紙ベースで時間がかかっていた承認プロセスを、ワークフローシステム化することで、営業店での確認・承認を迅速化させて、格付自己査定業務全体のフローに掛かる時間の短縮化を実現します。

※2:EDINET(Electronic Disclosure for Investors' NETwork)は、金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する金融庁が構築した電子開示システム

※3:TDnet(Timely Disclosure network:適時開示情報伝達システム)は、全国の上場会社等の適時開示情報を一元的に集め、投資者をはじめとしたご利用者の皆様に対してリアルタイム配信する東京証券取引所のシステム

2)score NAVI~財務診断~

「score NAVI」 は、融資先の財務データを解析し、内部審査向け財務診断やお客様向け財務診断に活用できるパッケージです。標準化された貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、 キャッシュフロー計算書(C/F)などの帳票を、エクセルファイル形式で出力する機能を持っています。業種平均値との比較も可能で、平均値データは毎年更新サポートするため実態に即した分析が可能です。また、WEBベースで利用可能なため複数の営業店で帳票ダウンロードができます。「score NAVI」には今回、以下の新機能を追加しました。

・新機能③「総合財務診断表機能」
主要な財務諸表、経営指標、財務診断結果を総合的な2枚の診断表に集約する機能です。審査時の重要なポイントである粉飾チェック、資金繰りチェックに関する問題点を出力でき、営業担当者が必要な情報を正確・迅速に把握することが可能になります。

『SCORE LINK』その他のソリューションなどの詳細は以下URLをご参照ください。

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係者からのお問合わせ>
TIS株式会社 コーポレート本部 企画部 広報担当 浄土寺
TEL:03-5337-4232  E-mail:tis_pr@ml.tis.co.jp

<サービスに関するお問合わせ>
TIS株式会社 金融第2事業本部 金融ソリューション事業部 金融ソリューション営業部 担当 藤澤
TEL:03-5337-4278  E-mail:tis_zaimu@ml.tis.co.jp

※記載されている情報は、発表日現在のものです。 最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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更新日時:2023年10月17日 17時39分