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TIS、旭化成グループの基幹システムを「SAP S/4HANA」に全面刷新
~アドオンを最小限化し、精度の高い生産実績や売上・販売データの取り出しを実現し、分析・見える化のDXに活用~

2024年1月31日

TIS株式会社

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 社長執行役員:工藤 幸四郎、以下:旭化成)の基幹システムの「SAP S/4HANA」への全面刷新を支援したことを発表します。

背景

旭化成グループは、2003年に旭化成と7つの事業会社を中核とする事業持株会社制の会計業務や工場の生産実績管理、原価計算等を担う基幹システムとしてSAP ERPを導入しました。2018年頃より同システムの保守期間が2025年に終了することから、次期ERPの計画を開始しました。移行先には、「SAP S/4HANA」を選定し、長年の運用で積み上がった膨大なアドオンや周辺システムを削減し、データの整流化と利活用への最適化を目的として全面的につくり直すリビルド手法(グリーンフィールド)での導入を選定しました。
2019年半ばには、ERPを全面刷新する大規模プロジェクトを立案し、SAPが提供するPaaSであるHEC(SAP HANA Enterprise Cloud)に移行し、新技術を取り入れやすい構造へ一新することを決めました。

TIS選定と開発

本プロジェクトは、3年に及ぶ工期と延べ相応する大人数の開発要員を要する大規模プロジェクトであり、当時国内では複数企業で「SAP S/4HANA」への移行プロジェクトが行われていたため、SAP技術者の枯渇という課題もありましたが、SAP開発経験豊富な専門家を集結させ、単独の事業部を発足しました。

旭化成グループでは、以下の点を評価しTISを本プロジェクトのパートナーに選定しました。

  • 2010年から旭化成グループのSAPインスタンス統合支援に参画し信頼を得ていた
  • 大規模案件で培った経験・知識豊富な人材調達力・マネジメント力
  • SAP製品の新技術をキャッチアップする技術力

設計・開発フェーズでは、本プロジェクトの目標であるアドオンや周辺システムの削減が大きな課題とし、アドオンを残す/削減する判断については、旭化成グループ内で審議し、業務へ影響が出ないかをTISが1本ずつ検証。既存の約2,400本のアドオンのうち1,300本が削減されました。さらに、BIツールで作成したレポートも約1,400種類に膨れ上がっていましたが、TISが機能面で重複するレポートの共通化を提案し、約300種類へと削減しました。

導入効果

2023年1月に「SAP S/4HANA」の予算系の機能を業務に利用開始し、4月から実績系が本番稼働を始めました。データの分析・見える化で最も重要なデータインテグリティ(完全性)の面では、以前の複雑なデータ入手経路を整流化し、アドオンによる変換も最小限とすることで、精度の高いロジスティックスから会計のデータの容易に取り出しを実現しました。また、旭化成グループは、CO2排出量管理のため、製品ごとにカーボンフットプリント※1を算出し取引先や消費者に開示する取り組みに注力しています。新システムでは、原材料とその使用量、できあがった製品数が完全性を備えたデータとして素早く入手でき、脱炭素の取り組みを加速させています。

※1カーボンフットプリント(CFP):製品がライフサイクル全体で排出する温室効果ガスをCO2に換算し、取引先企業や消費者に分かりやすく表示する仕組み。

旭化成株式会社 執行役員 BTプロジェクト 推進担当 (当時IT統括部 部長)寺田 秋夫 氏 コメント

「ブラックボックス化した過去のアドオンや周辺システムを引き継ぐと、将来ERPを改修する際、影響を恐れて“誰もさわれない”事態が避けられません。本プロジェクトの成果として、未来のIT統括部のメンバーにサステナブルなシステムを引き継げるようになったことに満足しています。また、SAP技術者不足、コロナ禍という厳しい状況下でしたが、大規模プロジェクトを完遂でき、当社メンバーにとっても大きな自信になりました。TISとは“つくって終わり”ではなく、これからも良きビジネスパートナーとしてDXにつながる施策に協力いただければと思います。」

本件の詳細は以下URLもご参照ください。
https://www.tis.jp/casestudy/casestudy_154.html

旭化成株式会社について

旭化成グループは、1922年に創業した総合化学メーカーで、「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」の3つの領域で事業を展開しています。多様な製品や技術・サービスは、クリーンな環境・エネルギー社会と、健康・快適で安心な長寿社会を実現すべく、新たな社会価値を創出していきます。多面的な事業や人財の多様性を活かし、世の中にイノベーションを起こすことで、昨日まで世界になかったものを創造していきます。
詳細はURL:https://www.asahi-kasei.com/jp/をご参照ください。

TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/

TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。

TISインテックグループについて

TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。

本件に関するお問合わせ先

報道関係からのお問い合わせ先

TIS株式会社 企画本部 コーポレートコミュニケーション部 浄土寺/髙橋/三輪
TEL:050-1702-4071 E-mail:tis_pr@ml.tis.co.jp

本サービスに関するお問い合わせ先

TIS株式会社 エンタープライズコンサルティングビジネスユニット ERPコンサルティング第1ユニット エンタープライズコンサルティング営業部
E-mail:bsc_sales@ml.tis.co.jp

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更新日時:2024年1月31日 13時2分