TIS、税理士事務所などへ会計/税務パッケージなどを提供する日本ICSを連結子会社化
～金融機関向けビジネスと士業向けビジネスを組み合わせ、顧客基盤の拡大や新たなビジネススキームの実現を目指す～

2023年3月7日

TISインテックグループのTIS株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：岡本　安史、以下：TIS）は、税理士事務所およびその顧問先企業向けに会計/税務パッケージなどを提供する日本ICS株式会社（本社：大阪市天王寺区、代表取締役社長：川﨑　愼一、以下：日本ICS）の株式を取得し、TISの連結子会社とすることに合意したことを発表します。

今回の連結子会社化により、TISの金融機関向けビジネスと日本ICSの税理士などの士業向けビジネスを組み合わせた顧客基盤の拡大や新たなビジネススキームの実現を目指します。

TISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、企業の成長戦略を支えるさまざまなITサービスを提供しています。蓄積したベストプラクティスに基づく知識集約型ITサービスを提供するITオファリングサービス領域においては、多数の金融機関や企業のデジタル化を支援しています。
日本ICS は、税理士事務所とその顧問先企業をメインターゲットに、会計/税務パッケージおよび関連サービスの提供を事業として展開しています。

TISと日本ICSの事業構想のイメージ

これまでTISでは、金融機関や大企業を中心にITオファリングサービスを展開してきました。今回、会計/税務パッケージ領域での高度な技術やノウハウと確かな実績を持つ日本ICSを連結子会社としてグループに加えることで、以下の実現を目指します。
１） 士業の高度化：日本ICSの顧客層である中堅・中小企業や税理士事務所に向けた会計/税務パッケージおよび関連サービスの機能強化や新技術適用による、税理士業務の効率化や確実性向上の実現
２） 金融機関の高度化：TISの顧客層である金融機関と連携した取引先向けのIT化・DX推進を実現する中堅・中小企業向けソリューションの提供
３） 両社の取組みを新たな企業に展開：全国1万を超える税理士事務所、40万を超える顧問先、100を超える金融機関を繋ぐビジネスマッチングコミュニティの形成と地域を超えたビジネス機会の創出

また、日本ICSはTISインテックグループに加わることで、グループのネットワークを活かした顧客範囲の拡大、クラウドやAIなど最新技術面でのシナジー効果により、市場シェアの拡大を促進するとともに、顧客認知度をさらに高めることで、税理士市場や顧問先市場への浸透を行っていきます。また、お客様のビジネスパートナーとして最適なサービスを提供し続けていくことで、提供価値を高め、更なる事業成長を目指します。

TIS株式会社の概要

日本ICS株式会社の概要

TIS株式会社について（https://www.tis.co.jp/）

TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。

TISインテックグループについて

TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。

日本ICS株式会社について（https://www.icsics.co.jp/）

日本ICSは、お客様視点での商品開発を企業理念とし、1965年より財務・税務・給与計算システムの開発・製造・販売から保守にいたるまで、トータルでサポートするITベンダーです。
ICSとは、Independent Computer Service からきており、独創的な発想力をもとに他に類を見ないコンピューターを使用したサービスを提供することを常々考え、商品開発を行っています。その発想力と技術力で業界トップシェアを誇るIT企業として多数の会計事務所、顧問先企業にご利用いただいております。

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