TISの地域ウォレット「会津財布」、会津若松市民向け「新型コロナワクチン接種記録確認サービス」の提供プラットフォームとして採用
～「会津財布」から新型コロナワクチン接種記録を確認可能に～

2021年12月16日

TISインテックグループのTIS株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：岡本　安史、以下：TIS）は、一般社団法人スーパーシティAiCTコンソーシアム（福島県会津若松市）が会津若松市と連携して会津若松市民を対象に提供している「新型コロナウイルスワクチン接種記録確認サービス」のプラットフォームとして、TISが会津若松市で展開している地域ウォレットアプリ「会津財布」が採用されていることを発表します。

「会津財布」は地域ウォレットとして、利用者情報、決済手段、地域での生活を便利にするサービスを利用者自身のライフスタイルに合わせて利用できるスマートフォンアプリです。TISは、これまでに「会津財布」で地域団体が主催するデジタルクーポンの仕組みや電子レシート「スマートレシート®^※1」機能を提供しています。

今回のワクチン接種記録の確認サービスは、「会津財布」にミニアプリ^※2として実装しており、「会津財布」利用者はワクチン接種券番号等を入力することで、自分のワクチン接種記録を確認することができます。本サービスはオプトイン（個人の承諾）に基づくデジタルによる接種記録確認サービスとして展開されています。
地域ウォレットのプラットフォームを活用することで、自治体や地域団体、地域内でサービスを展開する事業者は、短期にサービス展開を実現でき、利用者獲得に関するプロモーション等の相乗効果を得ることもできます。

会津若松市は、東日本大震災を契機に情報通信技術や環境技術などを活用し、持続可能な災害に強い豊かなまちづくりに取り組んでいます。ICTを活用したスマートシティ化に向けた取り組みでは、データ活用や様々な分野のデジタル化を推進しており、「会津財布」もこうした取り組みの一つとして活用いただいています。
TISは今後も「会津財布」などのITサービス提供を通して、会津若松市の市民生活を豊かにする取り組みや地域の経済活性化を支援していきます。また、会津若松市のようにスマートシティ化や地域活性化を図りたい全国の自治体、地域団体、事業者へ会津若松市の取り組みを紹介し、各地域のデジタル化に貢献していきます。

※1　スマートレシート（東芝テック株式会社の登録商標）：店舗で買物客が会計をする際に、レジでレシート印字データそのものを電子化して提供することができるシステム。
※2　ミニアプリ：スーパアプリ内で利用できるダウンロードする必要がないアプリです。

ワクチン接種記録の確認サービスの画面イメージ

会津財布について

「会津財布」は地域ウォレットとして、利用者情報、決済手段、地域での生活を便利にするサービスを、利用者自身のライフスタイルに合わせて利用できるスマートフォンアプリです。現在までも、観光活性化企画「極上のはしご酒」のデジタルクーポンの仕組みや、小売店舗での買い物情報を電子レシートとして発行できる「スマートレシート®」機能の提供を行ってきました。これらのサービスは、地域住民だけでなく、観光客・ビジネス客などのビジターも利用することができ、会津地域を訪れた人も快適に過ごすことを目的に導入されています。

TIS株式会社について（https://www.tis.co.jp/）

TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。

TISインテックグループについて

TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。

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