TISと日本医師会医療情報管理機構の業務受託会社であるICIが、健康・医療情報の事業で業務提携
～健康・医療情報の利活用が可能な環境の構築を促進し、健康長寿社会を実現～

2021年11月4日

TISインテックグループのTIS株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：岡本　安史、以下：TIS）と、次世代医療基盤法^※1に基づく事業(医療情報の収集・統合、匿名加工した医療情報の提供)を行う一般財団法人日本医師会医療情報管理機構（以下：J-MIMO）の業務受託会社であるICI株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：工藤 憲一、以下：ICI）は、社会における健康・医療情報の利活用の促進に向けた業務提携を締結したことを発表します。

TISは、生活者や医療従事者が健康・医療情報を安心して共有できるしくみと、生活者がその情報を自身の意思（オプトイン）により、｢安全｣に｢効率よく｣活用できるしくみを提供する「ヘルスケアプラットフォーム」サービスを展開しています。金融領域で培った堅牢なセキュリティ、クラウド技術のノウハウを活用することで、安心・安全な「ヘルスケアプラットフォーム」を提供しています。

ICIは、次世代医療基盤法の認定匿名加工医療情報作成事業者であるJ-MIMOから医療情報等の取扱業務を受託しており、同法で認定された医療情報等取扱受託事業者です。「医療ビッグデータ」を収集し、その利活用を促進することで、健康長寿社会の形成に貢献しています。健康・医療情報を医療施設や自治体・健康保険組合等から収集、統合（名寄せ）し、特定の個人を識別できないよう匿名加工医療情報に加工して、利活用者に提供しています。

本提携により、TISは地域医療連携支援に実績を多く有するICIと協力して、地域医療連携の促進を支援していきます。ICIは地域医療連携から医療情報を収集するに際し、生活者や医療従事者の利便性向上のため、TISの安心・安全な「ヘルスケアプラットフォーム」を活用していきます。
両社が提携することで、さらに多くの健康・医療情報を安心・安全に収集し、生活者個人に適した健康・医療サービスの提供や病気の早期発見、より効果的な治療法や新薬の創出などに役立てていきます。

TISとICIは、健康・医療情報の活用で、生活者の“健やかな生活”とその先にある健康長寿社会の実現を目指していきます。

※1次世代医療基盤法（正式名「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律」）は、医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関し、匿名加工医療情報作成事業を行う者の認定、医療情報及び匿名加工医療情報等の取扱いに関する規制等を定めています。
2021年10月31日時点で、次世代医療基盤法に基づく認定匿名加工医療情報作成事業者は、J-MIMOを含む2法人です。

「ヘルスケアプラットフォーム」サービスについて

TISの「ヘルスケアプラットフォーム」サービスは、日々の健康増進から病気の予防や治療、介護にわたるさまざまなライフステージの生活者を支える｢健康｣｢医療｣情報を対象に、それらを生活者のオプトインに基づいて活用するためのIT技術が集約されたオープンなプラットフォームです。
詳細は以下、URLをご参照下さい。
https://www.tis.jp/service_solution/healthcare-pf/

TIS株式会社について（https://www.tis.co.jp/）

TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000 社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。

ICI株式会社について（https://www.ici-inc.co.jp/）

ICIは、「次世代医療基盤法」の認定匿名加工医療情報作成事業者である一般財団法人日本医師会医療情報管理機構から医療情報等の取扱業務を受託する「認定医療情報等取扱受託事業者」であり、医療分野のデータ利活用や情報セキュリティ、医療情報の匿名加工などに精通しています。

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。