TIS、RoboticBaseを活用したマルチベンダーロボット管理システムを「あいちロボットショーケース」に出展
~ロボットの位置可視化による統合管理の実証実験に参画~
2021年1月21日
TIS株式会社
TIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下 TIS)は、愛知県経済産業局ロボット国際大会推進室主催「あいちロボットショーケース」(会期:2021年1月22日~1月24日、会場:大名古屋ビルヂング)に、マルチベンダーロボット管理システムRoboticBaseを出展し、複数ベンダーのロボットの位置を測位し可視化する実証実験に参画することをお知らせします。
実証実験を行う背景
自律走行ロボットは目的地への移動のために現在位置の推定を行いますが、その測位方法や位置座標管理方法はロボットごとに異なります。そのため、複数種類のロボットを共同運用する際に、導入ロボットごとに個別の管理が必要となるという課題があります。昨今では、一つの施設に複数種類のロボットを導入するニーズが顕在化しつつあり、それらのロボットを統合的に管理するしくみの必要性が高まっています。
実証実験の内容
今回、参画する「あいちロボットショーケース」では、TISのロボット統合管理システム「RoboticBase」を活用して、2種類のロボットを統合管理する実証実験を行います。施設内に複数個設置するビーコンを用いることでロボットの種類を問わない汎用的手法で位置を把握するほか、統合的な管理画面上でロボットの位置を可視化します。
統合管理対象となるロボットは、警備ロボット「SQ-2」(SEQSENSE社提供)と除菌ロボット「CLINABO CL02」(日本信号社提供)の二種で、ロボット提供各社との連携によって本実証実験を実現します。
RoboticBaseとは
「RoboticBase」はサービスロボットをインテグレーションするための統合管理機能を提供するソフトウェアです。運搬、清掃、案内、警備など種類の違うサービスロボットやセンサー、カメラなどのIoTデバイスを統合管理する基本機能を備え、施設管理や企業システム、外部データとの連携などを実現します。
あいちロボットショーケースでの実証実験イメージ
大名古屋ビルヂング内のロボットの位置をロボット統合管理システムのフロアマップ上に可視化
- ロボットの測位方式:施設内に設置するビーコンから送信される電波を基にロボットに設置する受信機にて測位
- ロボット位置の可視化方式:ロボット統合管理システムにてロボット位置情報を統合集約してフロアマップ上にマッピング
「あいちロボットショーケース」について
「あいちロボットショーケース」は、実用化段階を迎えたロボットの普及を促進することでロボット関連産業の振興と、生産性・生活の質の向上を図ることを目的とした事業です。
TISは、深刻化する労働力不足や、新型コロナウィルスの感染対策など、社会の多様な課題の解決に向けたサービスロボット活用の一例として、大名古屋ビルヂング内の警備ロボット「SQ-2」と除菌ロボット「CLINABO CL02」の位置をロボット統合管理システムのフロアマップ上に可視化してビル内の除菌作業や警備巡回をさせる実証実験を行います。
開催概要
会期 | 2021年1月22日(金曜日)~1月24日(日曜日) |
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会場 | 大名古屋ビルヂング |
主催 | 愛知県経済産業局産業部産業振興課ロボット国際大会推進室 |
URL | https://robotshowcase.jp/2020/ |
各種ロボットの概要
①警備ロボット
名称 | SQ-2 |
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社名 | SEQSENSE株式会社 |
概要 |
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URL | https://www.seqsense.com/product/ |
②除菌ロボット
名称 | CLINABO CL02(クリナボシ―エルゼロツー) |
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社名 | 日本信号株式会社 |
概要 |
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URL | http://sales.signal.co.jp/clinabo.html |
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
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本件に関するお問合わせ先
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TEL:03-5337-4232 E-mail:tis_pr@ml.tis.co.jp
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