サイト内検索
サイト内検索を閉じる

TIS、関西地区のスタートアップ企業向けに技術支援を開始
~オープンイノベーションによる新規事業創出を目指し、関西スタートアップエコシステムとの連携を開始~

2019年9月18日

TIS株式会社

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下:TIS)は、関西地区でのオープンイノベーションの活性化を目的に、スタートアップ企業向けに無償の技術支援施策を開始することを発表します。

本施策では、スタートアップ企業向けに「技術相談会」「技術メンタリング」「技術セミナー」を開催し、関西のイノベーション創出拠点※1をはじめとした関係者と連携し、関西スタートアップエコシステム※2の益々の発展を目指します。

※1 大阪イノベーションハブなど、既に関西を拠点に活動するスタートアップと多くの関わりを持つイノベーション創出拠点と連携し、活動を開始します。大阪イノベーションハブの施設概要については末尾をご覧ください。
※2 スタートアップエコシステムとは、産官学のあらゆる関係者が起業教育・アクセラレーションプログラムを通じてスタートアップを成長させる仕組みの総称。日本でも各地でエコシステム形成が進むほか、内閣府主導により世界に伍するスタートアップエコシステム拠点の形成戦略(https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/ecosystem/index.html)が政策として進められている。

TISの関西スタートアップエコシステムとの連携イメージ

TISの関西スタートアップエコシステムとの連携イメージ

背景

テクノロジーの進化によって社会の様々なシーンで変革が進む中、更なる変革を目指すスタートアップ企業に対してより一層の支援が求められています。関西地区でも、自治体・企業・各種団体からの手厚い起業支援が展開され、2016年、2017年には開業率で全国トップ※3を示しています。また近年は、関西の地の利に魅力を感じる外国人起業者も増加※4、さらに2025年大阪・関西万博の開催決定という追い風もあり、関西地区は更なるイノベーションの活性化が期待されています。

TISは、従前よりスタートアップ企業に対する投資およびスタートアップスタジオ※5機能の提供などの支援を展開してきました。これらの活動を通じてスタートアップ企業がビジネスをシステムに具現化する過程で、ソフトウェア開発スキルやノウハウ不足が事業推進の大きな課題となる姿を多く目にしてきました。
そこで、このたび関西の地で、同じ課題感を持ち多くのスタートアップ企業との繋がりを持つ関係者と連携し、TISの培ってきた得意分野でスタートアップエコシステムの発展を目指すことが、自社の新規事業創出に繋がると考え、一連の技術支援施策を開始します。

※3 近畿経済産業局発表:~関西企業フロントライン~第10回 【データ編】最新の経済データから見た関西中小企業の動向
https://www.kansai.meti.go.jp/1-9chushoresearch/frontline/frontline_no10.pdf
※4 近畿経済産業局発表:~関西企業フロントライン~第12回 関西における外国人起業家の動向
(https://www.kansai.meti.go.jp/1-9chushoresearch/frontline/frontline_no12.pdf)
※5 スタートアップスタジオとは、ビジネスアイデアのブラッシュアップ、UIやUXのデザイン、プロダクトデザイン、ソフト・ハードウェアに関するエンジニアリングなど、スタートアップを成長・早期の事業化を達成するための機能を有する仕組み

TISの関西地区でのスタートアップ企業向け技術支援施策の概要

TISのエンジニアが関西を拠点とするスタートアップ企業に向けて、以下の技術支援を無償で提供します。

1)「技術相談会」の開催

サービス(MVP)開発に着手しようとしている/着手しているスタートアップ企業のCEO/CTO/エンジニアに向けて、TISのエンジニアがプラットフォーム選定やセキュリティ対応など開発推進に関する悩み事にお応えする「技術相談会」を開催します。
「技術相談会」は、10月より週1回開催予定です(1社あたりの相談枠は1時間)。詳細は以下URLのイベント募集ページを参照下さい。(10月のエントリーを募集中。11月以降の開催も随時公開予定)

2)「技術メンタリング」の実施

「技術メンタリング」では、スタートアップ企業のサービス開発立ち上げの際に、TISのエンジニアがメンターとして参画し、開発環境構築/サービス開発を支援します。1~2ヶ月のオフラインによるサポートを予定しています(内容に応じてオンラインでのサポートも可能)。対象は各月に開催枠を設けて募集し、「MVP開発に着手したいが必要な環境を単独で準備できないので手伝ってほしい」「どう作り進めれば効率的なのか一緒に考えてほしい」という要望に応えます。以下URLのイベントページにて11月メンタリングスタートの企業を募集中。

3)「技術セミナー」の開催

サービス型システム開発に有用な技術テーマ、TISとスタートアップ企業の開発協業実例の紹介などを「技術セミナー」として開催します。

現在募集中の「技術セミナー」

- 10/2(水) 19:00~21:00
【TIS×スタートアップ企業 協業事例紹介】
インバウンド向けお遣いサービス/サービスインまでの道のり
https://tiw.connpass.com/event/144865/

※イベントは以下のconnpassのグループにて、随時募集します。
・スタートアップ企業のみを対象としたイベント(主に「技術相談会」「技術メンタリング」)
 <https://tiw-startup.connpass.com/
・スタートアップ企業に限定せず募集するイベント(主に「技術セミナー」)
 <https://tiw.connpass.com/

プレイベント:開催レポート

本施策に先立つプレイベントとして、2019年8月18日にエンジニアをターゲットとした「技術セミナー」を開催しました。(詳細はhttps://fintan.jp/?p=3654にて公開)

プレイベント:開催レポート

TISのオープンイノベーションについて

TISでは、「社会問題の解決に向けたイノベーション・市場創造」を目指す姿として、スタートアップ企業、大手企業、TISの共創から、恒常的なイノベーションの発生と活用に向けた取り組みを行っています。今回の関西地区での技術支援施策もその一環です。

スタートアップ企業への投資や大手企業とのビジネスコラボレーションのための各種施策にも取り組み、「コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)」では、シードからミドルステージのスタートアップ企業を中心に最短1ヶ月程度で投資を行います。また、資金提供以外にも、「bit&innovation」などのコワーキングスペースやオンラインマッチングサイト「bit-finder」、IT資産といった“モノ”の提供に加えて、アイデア段階や企業準備段階のプレシード期のビジネスアイデアを具現化するスタートアップスタジオ「U-Studio」(https://incubation.tokyo/u-studio/)などの“コト”の提供まで、多面的な施策を行っています。また、TISが培ったソフトウェア開発技術のノウハウを「Fintan」(https://fintan.jp/)として公開し、社内外の専門組織と価値を共有し協業していくことで、オープンイノベーションの実現を目指しています。
今回の関西地区での技術支援施策でも、「Fintan」を最大限に有効活用し、共同での事業推進を目指しうるスタートアップ企業に対しては、「CVC」からの出資や「U-Studio」の適用などを通じて、共同事業の立ち上げを目指します。

関西地区でのTIS共同事業立ち上げステップのイメージ

関西地区でのTIS共同事業立ち上げステップのイメージ

大阪イノベーションハブについて

大阪イノベーションハブ(通称:OIH)は、2013年4月に大阪市がグランフロント大阪に設置した、世界市場に挑戦する起業家や技術者が集まるイノベーション創出支援拠点です。「大阪から世界へ」をテーマに、ビジネスのスケールアップにつながるプログラムなどを展開することで、多様な人や企業、アイデアの交流を通して、コミュニティの形成やビジネスプランの事業化をサポートします。国内外から人材・情報・資金を誘引し、イノベーションが継続的に生み出される環境(イノベーション・エコシステム)の構築を推進しています。詳細は以下をご参照ください。
https://www.innovation-osaka.jp/ja/

TIS株式会社について

TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。
https://www.tis.co.jp/

TISインテックグループについて

TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。

本件に関するお問合わせ先

報道関係からのお問い合わせ先

TIS株式会社 企画本部 コーポレートコミュニケーション部 浄土寺/橋田
TEL:03-5337-4232 E-mail:tis_pr@ml.tis.co.jp

本件に関するお問い合わせ先

TIS株式会社 テクノロジー&イノベーション本部 
西日本テクノロジー&イノベーション室
E-mail:tec-inv-west@tis.co.jp

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

PAGE TOP

お問い合わせ
各種お問い合わせページ
お問い合わせフォーム
サービスに関するお問い合わせ
お電話
0800-600-9810
携帯電話
050-5816-9805
受付時間 9:00~12:00 13:00~17:00(土・日・祝日を除く)

更新日時:2024年4月1日 13時46分