中期経営方針
中期経営計画(2024-2026)
中期経営計画(2024-2026)の位置付け
2024年4月からの3か年計画として策定した中期経営計画(2024-2026)では、前中期経営計画で実行した各種投資や顧客と関係構築を成果に結びつけるとともに、グループビジョン2032実現に向けたファーストステージとしてこれまで実行してきた投資成果を土台に明確な優位性確立に向けた差別化・集中化によりこれからの市場と顧客に選ばれ続ける理由づくりを進めてまいります。
グループビジョン2032の詳細については、「グループビジョン」をご覧下さい。
スローガン
フロンティア開拓を基本方針に、未来志向で市場開拓と事業領域の拡大を起点としたバリューチェーン全般の質的向上に向けて、次の成長と強みを生むポジション・能力獲得の実現を目指します。
基本方針
フロンティア開拓
を基本方針として掲げ、
付加価値を伴った持続的成長
を目指す
未来志向で市場開拓
と
事業領域の拡大
を起点とした
バリューチェーン全般の質的向上
により、
社会と顧客の変革
を実現
重要な経営指標
※1 調整後営業利益率:営業利益にのれんの償却費を足し戻した値をもとに算出
基本戦略
※2 「金融包摂」「都市への集中・地方の衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」 の4つ。2050年の世界からのバックキャストを行い、当社グループとして解決に貢献すべき社会課題として選定
※3 基本的に全ての顧客に画一的な仕様を提供するサービスの形態
財務方針
当社グループでは資本コストを意識した経営を従前より推進しており、資本コストを上回るリターンの持続的な創出を目指しています。その実現に向けて、健全な財務基盤を元に積極的な成長投資による持続的な成長を実現するとともに、資本効率向上・株主還元強化とのバランスをとり、さらなる企業価値向上を追求してまいります。
※ROIC=NOPAT÷(有利子負債+自己資本) *有利子負債には借入金、社債、リース債務を含む
業績目標
(連結) | 2027年3月期計画 | (参考)2024年3月期実績 |
---|---|---|
売上高 | 6,200億円 | 5,490億円 |
売上高総利益率 | 30.0% | 27.6% |
営業利益 | 810億円 | 645億円 |
営業利益率 | 13.1% | 11.8% |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 550億円 | 488億円 |
EPS成長 CAGR | 10%超 | 22.5% |
ROE | 16%超 | 16.0% |
株主還元の基本方針
当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と認識しており、中長期の経営視点から事業発展につなげる適正な内部留保を確保しつつ、連結業績を勘案したうえで、安定した配当を継続していくことを基本方針としております。「中期経営計画(2024-2026)」においては、成長投資の推進、財務健全性の確保、株主還元の強化のバランスのもと、総還元性向の目安を45%から50%に引き上げ、1株当たり配当金を継続的に充実化することで、株主の皆様とのエンゲージメントを高めてまいります。
※総還元性向:親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当と自己株式取得の合計額の比率
株主還元の詳細については、「株主還元」をご覧下さい。