健康寿命の延伸、いきいきとした社会の実現を目指し、
ヘルスケアプラットフォームを広めていくために

PROJECT MEMBER

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  DXビジネスユニット　ヘルスケアサービスユニット
  ヘルスケアプラットフォームサービス部

  N.F 2012年入社

  生損保会社向け営業部門にてアカウント営業やソリューション営業を担当後、東和薬品株式会社とTISの合弁会社であるTスクエアソリューションズ株式会社へ出向。2020年より大学や病院関係者とのヘルスケアに関する事業企画に従事。2022年より万博プロジェクトに参画し、万博協賛各社を巻き込んだビジネス創出活動を担当。

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  DXビジネスユニット　ヘルスケアサービスユニット
  ヘルスケアプラットフォームサービス部

  E.H 2021年入社

  前職では責任者としてオンライン診療や健康予防サービスなど、複数事業の立ち上げに従事。TIS入社以降は、クラウド型地域医療情報連携サービス『ヘルスケアパスポート』の企画を担当。2022年4月よりエリア推進担当として、自治体、医療機関への普及・導入支援を担当する。

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  DXビジネスユニット　ヘルスケアサービスユニット
  インシュアランスサービス部

  Y.K 2010年入社

  システムエンジニアとして生命保険会社の情報システム保守開発や代理店支援開発プロジェクト等に従事。2016年以降はプロジェクトリーダーとして、生命保険会社の企業年金システム保守開発および関連システムの新規開発プロジェクトを担当。2020年より上記案件と兼務で保険関連のヘルスケアビジネス企画プロジェクトに参画。

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  DXビジネスユニット　ヘルスケアサービスユニット
  ファーマ＆メディカルサービス部

  Y.K 2021年入社

  新卒で製薬会社に入り、サプリメントや検査試薬の開発に従事。TIS入社以降はデータサイエンティストとして、製薬業界のお客さまを対象としたRWD解析プロジェクトを担当。2021年末よりチームリーダーに着任し、大手外資系製薬会社向けのデータ解析プロジェクトに参画。

2025年に開催される大阪・関西万博において、TISは大阪府・大阪市がREBORNをテーマに未来の医療・健康サービスを提供する大阪ヘルスケアパビリオンに協賛しています。同パビリオンを訪れた来館者一人ひとりに対してパーソナライズされたヘルスケアサービスを提供するブースなども企画されており、TISはサービスの実施をIT面でサポートします。
現在、私はTISの万博プロジェクトメンバーとして、大阪・関西万博の取り組みを一過性のイベントで終わらせることなく、閉幕後も継続的に価値を生み出し続けるレガシービジネスモデルの創出と社会実装を目指し、多くの企業と協議を重ねながら、さまざまな取り組みを推進しています。具体的にはTISが従来展開している生活者の健康管理や地域医療連携を支援するヘルスケアプラットフォームを強化し、住民が継続利用できるようなヘルスケアサービスを促進することをイメージしており、健康の維持・増進、病気の重症化の予防につなげ、⾼齢化に伴い増加する健康⾯の不調や医療費の抑制に貢献していきたいと考えています。
このように私たちは、大阪府・大阪市や協賛各社とともに万博や大阪ヘルスケアパビリオンを成功に導くだけではなく、万博を機にスタートした各種施策をレガシーとして社会実装し、誰もが心身豊かに快適に暮らせる未来社会のモデルを創造することを目指しています。プロジェクト推進力やシステム構築力など、TISが強みとしている領域でプレゼンスを発揮することはもちろんですが、万博というビッグイベントを起点とした取り組みにおいては、これまでの常識にとらわれない新しい発想で業務を進めることが重要であると実感しています。今後もさまざまなステークホルダーとの密な連携・コミュニケーションを重視しながら、多くの人々の未来と健康に貢献するビジネスの創出を目指していきます。

私はTISのヘルスケアプラットフォームのコアサービスの一つであるクラウド型地域医療情報連携サービス『ヘルスケアパスポート』の普及と導入支援を担当しています。『ヘルスケアパスポート』は生活者の同意と参加のもと、生活者と医療従事者との双方向での情報連携を実現するサービスであり、TISが金融業界向けのシステム開発で培ってきた堅牢なセキュリティ管理ノウハウが活かされたプロダクトでもあります。
地域の医療機関に『ヘルスケアパスポート』が導入され、生活者のPHRを利活用できる基盤が構築されることにより、これまで各医療機関に散らばっていた健康データや医療データを一元的に管理できるようになります。生活者にとっては医療機関を利用する際の煩雑な手続きが緩和されるだけでなく、過去の診断履歴や服薬履歴、健康診断情報などに基づいた適切な医療を受けられるようになります。このように『ヘルスケアパスポート』の普及が進めば、生活者一人ひとりの健康維持につながることはもちろん、地域全体での健康増進を実現することが可能になります。
すでに千葉県、福島県、兵庫県などの地域で導入が進んでおり、各地域での成功事例を元に、さらに多くの地域・自治体を巻き込んだ普及・導入に向けて事業を推進しています。これまでもさまざまなレイヤーでPHR利活用の必要性が叫ばれてきましたが、昨今その時流は国の施策等にも表れているように、より加速しています。今後さらに『ヘルスケアパスポート』のサービス力、プロダクト力を向上させ、自治体や医師会、各地域のステークホルダーに対するアプローチを強めていくとともに、生活者に対してもよりシンプルな形でメリットを訴求していき、『ヘルスケアパスポート』による地域医療連携を強力に推進していきたいと考えています。

民間保険の高度化促進を目指し、さまざまな保険会社と共にTISが提供するヘルスケアプラットフォームを軸としたヘルスケアビジネスの創出に取り組んでいます。個人のバイタルデータや健康データ、PHRなどを活用した新サービスをメインに企画しており、国が推進するマイナポータルと健康診断情報の連携によって保険契約時の健康診断書提出に関する事務作業を効率化するサービス、さらには各種個人データをマーケティングに活用するサービスなどを提案する機会が増えています。
私が在籍するヘルスケアサービスユニットは、保険部門であるインシュアランスサービス部とヘルスケア部門が同居していますが、これは他社にはないTIS独自の強みであると考えています。医療・製薬・ヘルスケア領域で得た知見を保険会社向けの新規ビジネスに取り入れることができますし、医療や製薬に関する高度な知見を持ったメンバーと共に提案を行うことも可能です。
今後は保険業界全体でデータの利活用が進められていくと考えていますが、現状では保険会社ごとに個人データの利活用や取り扱いに対する温度感・スタンスが異なるため、各社の状況に合わせた形でのビジネスやサービスを企画提案する必要があり、新規ビジネス創出の難しさを痛感することも少なくありません。そのため、私たちとしてはサービスの一元的なメリットや機能をお伝えするだけでなく、保険業界の明るい未来を想像していただけるような提案、社会貢献につながるビジネスをイメージいただけるような提案を心掛けています。
現時点では成果と呼べるようなビジネスは生まれていませんが、近日中には実証実験がスタートする予定も立っているため、2024年中には本格展開できるようなサービスを完成させたいと考えています。

ファーマ＆メディカルサービス部のデータサイエンティストとして、大手製薬会社の新薬開発プロジェクトにおける費用・売上のシミュレーション、効率的なMRのアプローチ分析、RWD解析による新薬の市販後調査など、複数のデータ分析プロジェクトを並行して推進しています。また、現在はチームリーダーを任されているため、データの分析実務に加えてプロジェクト方針の立案やスケジュール管理なども兼務しています。
プロジェクトを進める際には「お客さまが求めていることは何か」を確認しながら、常にお客さまの期待を超えるアプローチの提案を心掛けています。たとえばMRの日報から効率的なアプローチ方法を導き出す分析プロジェクトにおいては、日報の文章を単語ごとに区切ってトピックモデルを使った分類を行ったり、共起分析や類義語分析を組み合わせて分析したり、お客さまに対して考え得る限りのさまざまな手法を提案し、話し合いを繰り返したことにより、より良い解決策を見出すことができました。また、手が空いた時間を見つけてはお客さまの作業を効率化するプログラムを自主的に開発することもあります。そんなプログラムを実際にお客さまに使っていただき、喜んでいただけたときには本当に嬉しい気持ちになります。
今後はさらに分析できるデータの幅を広げることで、お客さまの業務に貢献していきたいと考えています。たとえば深層強化学習のようなレベルの高いスキルを身に付けることができれば、製薬会社の根幹を支える新薬開発にもチャレンジできる可能性が広がりますし、TISのプレゼンスを上げることにもつながると思います。また、将来的にはヘルスケアサービスユニットのコア事業であるヘルスケアプラットフォームに直接関わるようなプロジェクトに挑戦することで、PHRを活用した製薬・医療機器関連のデータ分析にも携わりたいと考えています。