多種多様なステークホルダーと連携・協調することで、
地域課題を解決する新規ビジネスの創出を目指す

戦略系コンサルティング会社で働いていた当時から、TISの地域に根ざした先進的な取り組みに興味を持っており、私自身も「TISで地域課題解決をベースとした事業開発にチャレンジしたい」と考えて入社を決めました。
もちろんTIS一社の力で地域の課題を解決することは不可能ですし、当該地域の課題をマクロの視点で捉えるだけでは物事は進みません。地域の課題を解決し、地方創生につながるような事業を生み出すためには、自治体や地元企業、地元メディア、地域で活動する各種団体、住民の方々など、多種多様なステークホルダーとの連携や協調が不可欠となります。
実際に私が推進しているすべてのプロジェクトは、そのような地域の人々との関係性づくりからスタートしています。私はこの2年間の経験で、あらゆるステークホルダーの目線に立ってコミュニケーションを行うことの大切さや、地域の人々の想いを理解した上で提案を行うことの重要性を改めて実感しました。今後も地域の人々が感じているリアルな課題・ニーズに寄り添いながら、マクロとミクロ双方の視点で物事を捉え、地域貢献につながるビジネスを生み出していきたいと考えています。

学生時代、バックパッカーとして世界の国々を旅したときに、これだけITやデジタルが発展した時代であるにもかかわらず、多くの国に差別や格差の問題が残っている現状を目の当たりにしました。私は未来の景色に鮮やかな彩りを与えるムーバーの一人として、街づくりの観点から、国籍や人種、文化、宗教、性別など、多様なバックグラウンドを持った人々が共生できる世界を作りたいと思っています。
一方でTISは金融・決済の領域に強みを持つ会社です。各地方のスマートシティ構想に対し、人々の消費活動に根ざした政策や地域通貨、NFT（非代替性トークン）といったキーワードを切り口に提案ができる環境が整っています。このようなTISが得意とする分野・領域のノウハウやリソースを街づくりに活かしつつ、まずは北海道を起点に、あらゆる背景を持った人々がサービスを享受できる街づくりの推進に力を入れていきたいと考えています。さらには、そこで誕生した街づくりのモデルを日本全国、世界各国に広げていけるような仕事にトライしてみたいですね。