クロストーク

CrossTalk

ワークライフバランス

K.I S.N

ライフイベントに左右されることなく、柔軟に働きながらキャリアを形成できるTISのワークライフバランスとは

出産・育児といったライフイベントを経て、TISでのキャリアを歩み続ける二人の社員が登場。産休・育休取得にまつわる社内の状況や周囲のサポート体制、役に立った各種制度や職場復帰セミナーの話など、「TISのワークライフバランス」の現状について語り合います。

  • #産休・育休
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  • #職場復帰セミナー
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CROSS TALK MEMBER

  • DXビジネスユニット
    経営管理サービスユニット
    経営管理サービス第2部

    K.I 1998年入社

    SEとして基幹システム、BIシステムの開発を担当後、e-Learningや管理会計サービスのプロジェクトリーダーを経験。2014〜2016年に産休・育休を取得。復職後も同プロジェクトで活躍。2016年に東京拠点へ移動。2019年にERP/EPMソリューションの導入をミッションとする現部門へ異動し、現在は主査を務める。

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    経営管理サービスユニット
    経営管理サービス第2部

    S.N 2014年入社

    入社時より現部門に所属。SEとしてERP/EPMソリューションの導入を担当。2020年、第一子誕生により2カ月間の育休を取得、さらに2021〜2022年の第二子誕生時には半年間の育休を取得。いずれの休業復職後もプロジェクトマネージャーとして休業取得前と同じプロジェクトを担当。現在は同部門の主任を務める。

Chapter

少しずつ増えてきた男性社員の育休取得。
前例を増やしてハードルを下げていくことが大切

K.I
S.Nさんとは同じ経営管理サービス第2部の仲間ですが、こうしてお会いするのは初めてですね。

S.N
そうですね。部署全体で60人くらいメンバーがいますし、最近はテレワーク中心なので、プロジェクトが一緒のメンバー以外は直接会う機会が減っていますからね。

K.I
S.Nさんはここ数年で2度の育休を取得されているんですね。最近になって男性社員の育休取得者が少しずつ増えてきた気がします。

S.N
1度目の取得時はまだ男性育休が浸透し切っていなかったため、取得に対する不安がありましたが、私が取得したことで部内の男性社員が育休を取得するハードルが下がったような気がします。やっぱり前例があるって大事なことなんですよね。実際に私に続いて育休を取得する男性の後輩社員が増えました。

K.I
その通りですね。私が産休育休を取得した2014年当時は、育休を取得する男性社員はほとんどいなかったような気がします。ぜひ男性社員の皆さんも、ご自身の奥さんのために取ってあげてほしいと思います。私も大変でしたから。

S.N
K.Iさんはその当時、大阪の拠点で働かれていたんですよね?

K.I
はい。大阪でプロジェクトリーダーをしていました。ただ、私が育休明けでようやく仕事量を増やし始めた時期になって、夫が東京に単身赴任することになったんです。私は家事と育児をワンオペでこなさなければならない状況になり、かなり辛かったです。

S.N
それはキツイですね。結局どうされたんですか?

K.I
やはり家族で一緒に住みたいという思いが強かったので、私は会社に東京への転勤を申し出ました。当時の上司が気持ちよく承認してくれたので、本当にありがたかったです。それ以来、ずっと東京の拠点で働き続けています。

S.N
TISの場合、東京・大阪・名古屋・九州に拠点があるので、勤務地についてもある程度融通が効きますよね。

K.I
私の知り合いの社員は、九州にいる親御さんに子育てをサポートしてもらうために、九州の拠点に異動しました。家庭の事情に合わせて働く場所を考慮してもらえる点はTISの良いところの一つだと思います。

Chapter

育休前と同じプロジェクトに戻れる安心感。
周囲の温かいサポートにも感謝

K.I
S.Nさんは2度、育休から復職されていますが、周囲のサポートや協力体制についてはいかがでしたか?

S.N
2回とも育休取得前と同じプロジェクトに復職させてもらい、上司や周囲のメンバーにいろいろと配慮いただいていることを実感します。

K.I
育休中に担当していたプロジェクトやソリューションが変わってしまったら、結構な負担になりそうですよね。私も先ほどお話しした大阪から東京への転勤の際には、自分のソリューションを抱えたまま異動しました。

S.N
大阪でプロジェクトリーダーをされていたんですよね?そんなことが可能なんですか?

K.I
コロナ禍前だったので、テレワークやリモート会議がまだまだ一般的ではなかったですが、当時TISに導入されたばかりのWeb会議システムを利用して、東京・大阪間でコミュニケーションを取りながら仕事をしていました。メンバーのみんなには、慣れるまではオペレーション面で結構な負荷をかけてしまっていたと思いますが、誰一人文句を言わずについてきてくれました。本当に感謝しかないです。

S.N
周囲の人たちの心遣いということで言えば、私も2度目の育休に入る前に、2人のお子さんを持つ先輩女性社員から、「生まれてきた子の世話も大事だけど、上の子のフォローも大切にした方がいいよ」というアドバイスを受け、2度目の育休は半年間取りました。実際、先輩が仰っていたように、2度目の育休では0歳児と2歳児の育児を両立しなければいけなかったので、本当に大変だったんです。

K.I
周囲に出産・育児経験のある先輩がいると本当に心強いですよね。話は変わりますが、人や環境以外の部分、制度面で役に立ったものはありますか?

S.N
これは育休取得の前段階の話になりますが、マタニティサポート休暇は頻繁に利用していました。妊娠中の妻の健診が月に1、2度ほど定期的にあったので、それに合わせて休みをいただいていました。

K.I
旦那さんが妊娠中の奥さんをサポートするための休暇なんですね。それは私たちの時代にはなかったかもしれません。確かに妊娠中の健診って本当にしんどいんです。あのとき付き添ってくれる人がいたらどんなに心強かったか(笑)。

Chapter

仕事のことだけでなく家事や育児の悩みも共有できる職場復帰セミナーがありがたかった

S.N
他にも会社の制度でいえば、育休から復職する社員を集めて行われる人事部主催のセミナーがありますよね。あのセミナーは本当にありがたかったです。

K.I
そのセミナーは私たちの時代からありました。産休育休に入る前の時点から会社組織や業務がどんなふうに変わっているのかを教えてもらえるだけでなく、産休育休をとった社員同士で集まって悩みを相談し合うこともできましたし、出産・育児経験が豊富な先輩からのアドバイスをいただける時間もありました。

S.N
私の場合、とくに1度目の育休後は家事と育児の両立に悩んでいたので、「家事については完璧を求めると疲れてしまう。お金で解決できるものには素直に投資した方がいい」という先輩の言葉に救われました。それからは掃除ロボットや食洗機、洗濯乾燥機を買い揃えたり、ネットスーパーを効率的に使ったりすることで家事の自動化・効率化を図るようになりました。

K.I
私も復職当初は育児も仕事も中途半端で、子どもにも同僚にも申し訳ない気持ちで過ごしており、毎日落ち込んでいました。そんなとき先輩から「自分自身に完璧を求めすぎず、育児のハードルは下げなさい」とか「部下の仕事に対しても寛容になりなさい」と言われ、自分の肩の荷がグッと降りたんですよね。

S.N
最初はどうしても完璧を求めちゃうんですよね。でも、完璧を求めていたら自分もパートナーも疲れてしまう。そういう考え方をTISの先輩社員の方々から教えていただけたことで、自分も随分と楽になりました。

K.I
何を持って仕事と育児の「両立」とするかは家族の数だけ答えがあると思います。私も未だに試行錯誤を繰り返していますが、困ったときは周囲に力になってくれる仲間がいますし、会社の制度も年々充実してきていますからね。

S.N
これからは男性社員が育休を取ることも当たり前になってくると思うので、誰が抜けても円滑に仕事が回るよう、みんなが活躍できるチームを作り、チームの総合力を高めていきたいと思います。

K.I
本当にその通りですね。そのためにも、まずは私たち自身がワークライフバランスを実現し、仕事と家庭のどちらかを犠牲にすることなく、長く働き続けることが大事かな、と思っています。

※所属、職名等は、インタビュー当時のものです。

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CrossTalk 01

ライフイベントに左右されることなく、柔軟に働きながらキャリアを形成できるTISのワークライフバランスとは

出産・育児といったライフイベントを経て、TISでのキャリアを歩み続ける二人の社員が登場。産休・育休取得にまつわる社内の状況や周囲のサポート体制、役に立った各種制度や職場復帰セミナーの話など、「TISのワークライフバランス」の現状について語り合います。

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CrossTalk 02

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CrossTalk 03

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2つの視点から迫る、海外戦略に携わる醍醐味。

TISは既存のSIerから脱却すべく、ASEANトップのIT企業連合体を目指し、海外事業への投資を積極的に行っています。TISでグローバル事業に携わる意義や醍醐味について、事業側とコーポレート側という2つの立場から語り合いました。

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