谷口 健一郎Taniguchi Kenichiro

エネルギー社会基盤事業部

シニアエキスパート

令和にはいり、日本の最大の社会課題である少子高齢化時代を突き進む事となりました。
また、2020年10月には、「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」ことを目的としたカーボンニュートラル宣言がなされ、低・脱炭素社会の実現が、企業活動はもちろん社会全体の命題となりました。世界的なESG経営の潮流や、SDGsで提唱されているサステナビリティの命題についての意識の高まりは、日に日に増すばかりです。

私自身はSEとして入社以来、エネルギー系大企業の基幹系システム導入プロジェクトのPM(プロジェクトマネ―ジャー)を歴任してまいりました。その後、2016年の電力小売前面自由化のタイミングで、これまでの経験を活用し、TISのエネルギー業界向けトータルソリューション「エネLink」を立ち上げ、主に新電力の事業者様に向けて電気料金計算サービス等の展開を実施しました。現在は、環境・エネルギー分野における新規事業開発を行っており、VPP(virtual power plant)やエネルギーマネジメントを行うエネルギーサービスプラットフォームの構築および推進に取り組んでいます。

今の時代において、エネルギーにおけるデジタルプレイヤーであるTISの社会的役割は、再生可能エネルギーを普及させ、分散電源化を促進することで、地域社会の活性化と低・脱炭素社会の実現を目指し、これからを生きる世代に持続可能性のある未来を残していく事であると考えています。
これらを実現するために、エネルギーサービスプラットフォームに加えてMaaSや地域通貨など、様々なサービスを組み合わせ、社内外のステークホルダーとパートナーシップで次世代エネルギーシステムの創出に向けて取り組んでいきます。

PROFILE

谷口 健一郎

2004年入社。エネルギー事業に長く携わり基幹系システム導入プロジェクトのPMを歴任。その後、TISのエネルギー業界向けトータルソリューション「エネLink」を立ち上げたのち、地域社会の活性化と、低・脱炭素社会の実現を目指し、持続可能性の高い次世代エネルギーシステムの創出を推進する。

専門

  • 環境・エネルギー分野における新規事業開発
  • 電力小売り事業におけるITサービス
  • SDGsファシリテーター

略歴

2004年
旧ソラン入社
2011年
3社合併によりTIS入社 エネルギー事業者向け基幹系システム導入プロジェクトのPMを歴任
2015年
エネルギービジネス企画営業部配属 エネLink立ち上げと推進
2019年
MBA(経営学修士)取得
2021年
エネルギービジネス第2部兼エネルギー社会基盤企画営業部配属
環境・エネルギー分野における新規事業開発を推進

対外活動実績

  • ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(SVP東京) パートナー
  • 各種エネルギー系セミナー/ウェビナー多数開催
  • クリーンエネルギー 2019年4月号 (日本工業出版)
    分散型エネルギーを統合制御する仮想発電所向けサービス「エネLinkVPP+」寄稿

LINK

KEYWORD

  • エネルギー
  • 電力小売事業
  • VPP(virtual power plant)
  • MaaS
  • IoT