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TIS、国際ブランドプリペイドカード事業のサポートサービス『PrepaidCube+』を提供開始~ システム開発から運用業務までをワンストップでサポート

2013年12月11日

TIS株式会社

報道関係各位

ITホールディングスグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下TIS)は、「CreditCube」「DebitCube+」に引き続き、国際ブランドプリペイドカード※1事業を行うために必要な各種業務システムから、入会受付やコールセンターなどの運営業務までをトータルでサポートするワンストップサービス『Prepaid Cube+(プリペイドキューブプラス)』を、提供することを発表します。

※1:ペイメントカードの国際ブランドが運営するインフラを利用したプリペイドカードサービス

<『PrepaidCube+』ロゴ>

本サービスを活用することで、国際ブランドプリペイドカード事業を低コストかつ早期に立上げる事が可能となります。TISは、金融機関やカード事業に新規参入したい企業の『新たなリテール戦略』『収益拡大』『新規顧客の獲得』の実現を、本サービスを通じてサポートします。

TISは、約40年間にわたって金融機関の決済関連システムの構築・運用を数多く担当し、ノウハウと経験を蓄積してきました。その実績から、現在も多くのお客様の決済関連システムの構築から運用業務のBPOまでの支援サービスを展開しています。また、これらのノウハウの成果として、クレジットカードの基幹システムを構築するオリジナルのパッケージ「CreditCube(クレジットキューブ)」などを提供しています。

このノウハウを活用して、低コストかつ早期立ち上げ可能なサービス形式で提供するのが『PrepaidCube+』です。

TISは、『PrepaidCube+』を、カード・信販会社を中心とした金融機関や、カード事業への新規参入を目指す通信キャリア、旅行業、流通業などへ提供していき、2018年度末までに50社以上へ導入し、200億円規模の事業に拡大することを目指します。

今回のサービス提供の開始により、TISは、後払い方式に対応した「CreditCube」(パッケージ形式)、即時払い方式に対応した「DebitCube+(デビットキューブプラス)※2」(サービス形式)、そして前払い方式に対応した「PrepaidCube+」(サービス形式)という、全ての決済方式に対応したサービスラインナップを取り揃えることになります。

TISは、全ての決済方式をカバーしたサービスランナップを通じて、あらゆる企業の決済事業のサポートビジネスを展開していきます。

※2:DebitCube+は、「国際ブランドデビットカード プロセッシングサービス」の名称で2012年7月よりサービス提供を開始しています。
詳細は、http://www.tis.jp/service_solution/debitcard/を参照下さい

『Prepaid Cube+』の概要

『Prepaid Cube+』は、TISのこれまでの決済関連システムの構築・運用ノウハウをベースにしたサービスで、以下のような特長を持っています。

・プリペイドカード専用のシステム、業務オペレーション(BPO)など事業に必要となる環境をトータルで提供
・サービス形式での提供のため、導入時にかかる初期費用を抑制して、事業の早期立ち上げが可能。また、使用量(入金額、利用額など)に応じた月額利用方式のため、カード発行事業者のビジネス成長に沿った形での活用ができます

【サービス概要図】

<国際ブランドプリペイドカードについて>
国際ブランドプリペイドカードは、プリペイドカードに国際ブランド機能を付加した決済手段です。国際ブランドの既存のクレジットカードインフラをそのまま活用することができるため、カード保持者は付帯されている国際ブランド加盟店(基本的には全加盟店)で、プリペイドカードでの決済が可能です。

また、国際ブランドプリペイドカードの発行により、顧客囲い込みや、カード利用情報を取得してのマーケティング機能の強化、各種手数料収入による事業拡大などのメリットが享受できます。そのため、新たな決済方式を追加したい金融機関に加えて、ECサイト業やオンラインゲーム業、流通業、サービス業などの新規参入企業もカード発行事業者になることを検討しています※3。

※3:カード発行事業者になるにはブランドライセンスの取得が必要

<国際ブランドプリペイドカード事業の市場背景>
国際ブランドプリペイドカードの特色は「前払い方式」「与信なし」「無記名利用可能」といった点です。貸金業法の改正によりクレジットカードの保有が制限されている昨今では、主婦層や若年層、熟年者層の利用や、インターネット上でカード番号登録することをセキュリティ的に不安視する利用者層などで、ニーズが高まっています。

国際ブランドプリペイドカード市場は、通販やオンラインゲームなどのEC決済の拡大や海外利用ニーズ増加などを背景に、2012年度に220億円規模だった市場は、2016年度には6,500億円規模まで拡大※4することが予想されています。

※4:矢野経済研究所調べ

『Prepaid Cube+』のサービス構成と特長

本サービスでは、バックエンドシステム、フロントエンドシステム、会員向けWebシステムとプリペイドカード事業を行うために必要なシステムを、TISが蓄積したノウハウを基にサービス形式で提供します。さらに、業務オペレーション(BPO)も提供する事で国際ブランドプリペイドカードの発行・運営に関する全ての業務をトータルでサポートします。

① バックエンドシステム

会員管理機能などの基幹系処理を行うシステム。会員への国際ブランドプリペイドカード発行や、諸変更・解約といった、会員管理における全般的な機能を提供します。

② フロントエンドシステム

オーソリゼーションの処理を行うシステム。国際ブランドのネットワークと接続し、カード利用者の信用照会や決済処理を行います。処理システムには、無停止型サーバを利用しているため、安定性に優れていて、かつ高いパフォーマンスのサービスを提供する事が可能です。

③ 会員向けWebシステム

会員用のWEBシステム。会員がインターネットを通じて自身のカード利用状況の確認や、カードの利用制限を設けるなどといった機能を提供します。

④ BPOサービス

コールセンターや会員付帯事務、ブランド付帯事務などを行うサービス。カード発行事業者の要望に応じた対応業務の設計から運用までワンストップで提供します。

<各システムの機能一覧>

<初期費用の抑制・導入期間の短縮>
本サービスは、TISのデータセンターを活用してサービス型で提供されるため、新規にネットワークやハードウェアを構築する必要がありません。ノンカスタマイズであれば6ヶ月程度でサービスインが可能で、オンプレミス開発と比較して半分以下の導入期間となります。

また、共同利用型のサービスのため、事業規模に応じて初期導入費用を抑えることができるなど、大幅なコスト削減も実現しています。初期費用ならびに使用量(入金額、利用額など)に応じた月額利用費用については、別途お問い合わせください。

<万全のセキュリティ>
本サービスは、金融庁やFISC(金融情報システムセンター)策定の金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準に準拠したTISの国内データセンターにて運用しているため、リテール事業開始に関する法的要件もクリアできます。

また同データセンターではグローバルセキュリティ基準のPCIDSS v2.0※5にも準拠しています。

さらに、オプションで3Dセキュア※6対応によるセキュリティ対策もご提供可能です。

※5:PCIDSS(Payment Card Industry Data Security Standardsの略) v2.0はレジットカード業界におけるカード情報セキュリティの国際統一基準です。

※6:3Dセキュアはインターネット上でクレジットカード決済をより安全に行うための本人認証方式です。

PrepaidCube+」の詳細はこちら

本件に関するお問い合わせ先

報道関係からのお問い合わせ先

TIS株式会社 コーポレート本部 企画部 浄土寺
TEL:03-5337-4232  E-mail:tis_pr@ml.tis.co.jp

本サービスに関するお問い合わせ先

TIS株式会社 金融第2事業本部 金融ソリューション事業部 金融ソリューション営業部
TEL:03-5337-4278 FAX:03-5337-6176  E-mail:prip@ml.tis.co.jp

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※「PrepaidCube+」、「DebitCube+」の商標登録は、出願準備中です。
※記載されている情報は、発表日現在のものです。 最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

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更新日時:2024年4月1日 14時16分