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グローバル 〜海外市場の開拓〜

全社規模のQ&Aサイト「canal」を構築し、優れたノウハウを共有。
全社規模のQ&Aサイト「canal」を構築し、優れたノウハウを共有。

(写真左より)

  • 天沼健仁

    テクノロジー&エンジニアリングセンター

    2009年度新卒入社。カード会社の基幹システムの開発に携わった後、社内公募でR&D部門に異動し、新技術の研究開発などを担当。その後、全社横断の開発部門に異動し、決済サービスの開発プロジェクトにてアーキテクトを担当。現在は当部署にて新サービス開発のための企画検討に従事。

  • 吉竹宏幸

    テクノロジー&エンジニアリングセンター

    2004年度中途入社。入社後は大手カード会社の大規模基幹システムの再構築プロジェクトに関わった後に当部署に異動し、要件定義のガイドライン作成や開発基盤の整備などの技術支援に従事。現在、canalの運用も担当。

TISインテックグループでは、2018年6月より社員向け技術支援・Q&Aサイト「canal(カナル)」を開設し、技術的な質問に対してグループ内の有識者が回答する仕組みを設け、ノウハウ共有の強化を図っています。全社員が質問や回答を投稿することができ、また回答結果の検索も可能なナレッジデータベースにもなっています。このcanalがグループにどんな影響を及ぼしているのか、開発・運用に関わる二人の技術者がその意義や価値についてお話しします。

技術的に困難な課題を、専門家に気軽に相談できるプラットフォームを。

天沼
このcanalは、社内で技術ノウハウをもっと共有するために開設されたサイトですが、TISでは以前よりトップレベルの有識者10名強によるアドバイザリーチームを起ち上げ、現場からの技術的な質問を受け付ける制度を設けていました。
吉竹
アドバイザリーチームはさまざまな領域を究めたTISのトップ級技術者で構成しています。たとえば過去、ある金融機関の大規模な基幹システム構築のアーキテクトを務めた、業界でも名の通った凄い人もいらっしゃるんですよね。そうした方々に加えて、アドバイザリーチームから推薦を受けた「Tech Lead(テック・リード)」と呼ばれる40名ほどの特定の技術領域におけるスペシャリストにも相談できる態勢を整えていたのですが、社内で利用してもらう上では課題もあった。
天沼
そうなんです。アドバイザリーチームやテック・リードへの相談はメーリングリストを利用していて、現場からは『心理的なハードルがあって気軽には相談しづらい』という声が寄せられていました。そこで、誰もがもっと気軽に質問できるプラットフォームを作りたいと、私が中心となって企画開発したのがcanalです。
吉竹
このcanalは、ITエンジニアにはおなじみの「Stack Overflow(スタック・オーバーフロー)」のクローンのようなQ&Aサイト。業務で技術的に困っていることを投稿すれば、アドバイザリーチームやTech Leadにいる該当領域の有識者や経験者が回答やアドバイス等で支援してくれるというものです。
天沼
OSSで公開されているソフトウェアを活用し、企画から3カ月ほどでcanalを構築してリリースしました。より使いやすいようにデザインを変更したり、回答者にはポイントを付与してランキング化するなど、サイトを活性化するためにいろいろな工夫を施しています。実は私もテック・リードの一人で、自分の得意領域であるアプリケーション開発に関する質問には率先して答えてコミュニティを盛り上げ、いま回答者ランキング1位になっています(笑)。

canalをグループ全体に展開中。優秀な技術者から的確な回答が続々。

天沼
吉竹さんはいま、このcanalをTISだけではなく、グループ全体に展開していく取り組みを進めていらっしゃるんですよね。
吉竹
ええ。TISインテックグループはかねてから、グループのシナジーを発揮していくことを重要な経営課題のひとつに掲げています。2017年にTISを含めたグループの主要7社で「グループ技術力強化委員会」が設立され、私は施策の企画や推進を担っていました。そんな折、canalが新たにスタートし、TIS社内で成果が上がっている実績を受けて、このしくみをグループ全体に展開することで、 グループ内に相互技術支援の文化を作り出すことができ、 大きなシナジーを生み出すことができる と考えたんですね。より多くの技術者に利用してもらえれば、より多くのナレッジが集まり、多くの技術課題を解決し、大きな価値を生むことができる。現在も私はグループ各社の開発現場に対するcanalのプロモーションや、グループ各社からのTech Lead任命等を推進し、canalの課題解決力のさらなる向上に取り組んでいます。
天沼
誰かが技術的な課題を投稿すると、技術力の高い方たちが群がってアイデアをどんどん提示し、一気に解決されていくのを目の当たりにすると感動すら覚えますね。特にグループ会社の技術者の方からの回答に「こんな凄い人がいるんだ!」と驚かされることもよくあって、とても刺激を受けています。
吉竹
投稿された質問に対して、違うグループ会社の方々がcanal上で一緒になって議論しているのが面白いですよね。canalがなかったら、きっとそうした技術者のみなさんが繋がることはなかったでしょうし、canalがあるからこそ、その人が持っている優れた知見をみんなで共有できる。特に最近は案件の傾向からクラウドに関する質問が多いのですが、グループ内にAWSに精通した技術者がこんなにもいるんだと、あらためて我々のグループの技術力の高さを実感しました。
天沼
そう、この前も新しい決済サービスをAWS上で開発しているチームから、性能面やセキュリティ面にどう対応するべきかという質問が寄せられていて、的確な回答がいくつも返ってきていました。そうしたやりとりを見ていると、個人的にもたいへん勉強になりますね。

canalで叡智を集めて、新たなサービスを迅速に起ち上げていく。

吉竹
いまやcanalの利用者はグループ全体で3000人以上に及び、ますますユーザーが増えています。
天沼
毎日たくさんの質問が投稿されるので、canalをもっと価値のあるサイトにしていくためには、問題を抱えて困っている人と、知識や経験を持っている人をいかにスムーズにマッチングさせるかが重要ですね。
吉竹
その通りで、いまcanalの機能改善に取り組んでいるところです。現状では、Tech Leadが回答可能な質問を目で見て選別することが手間だという意見があります。そこで、質問者が質問内容に関係する技術領域のタグを付けて投稿し、その技術領域を得意領域とするTech Leadにcanalから回答をリコメンドする運用を開始する予定です。
天沼
そうしてcanalがもっと浸透して活用されるようになれば、技術者一人一人の成長にも繋がると思います。
吉竹
当社は組織間の壁が低くて、困ったことがあればお互いにサポートして解決していこうという風土がありますよね。canalはまさにそれを象徴するものですが、ここに身を置いて自分からアクションを起こしていれば、本当にいろんな知識が吸収できますし、技術者として凄く成長できる環境だと思いますね。そしてグループ全体で2万人もの人材を抱えているので、お互いのノウハウを共有してシナジーを発揮できるようになれば、きっと面白いことがいくらでもできるはず。
天沼
いま我々はSIからデジタルサービスへとシフトし、事業構造や収益構造を大きく変えようとしています。新サービスの開発が大きな命題なのですが、まだまだノウハウが不足しているのが現状。だからこそこのcanalで社内の叡智を集め、アイデアがすぐに形になるような環境にしていきたい。そこからぜひ、世間に広く認知されるようなTIS発のサービスを創り出していきたいですね。

※所属、職名等は、インタビュー当時のものです。

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