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HOMEプロジェクト・ストーリー > 02.大手カード会社×TIS

前人未到の領域へ

大手カード会社×TIS
大手カード会社×TIS

PROJECT MEMBER

(写真左より)

  • 安藤 洋幸

    アプリケーション開発センター

    アーキテクトとして プロジェクトに参画し、 開発を支援するアプリ基盤チームの PM(プロジェクトマネージャー)を担当。

  • 長澤 日出夫

    カード・ペイメントビジネス事業部

    アプリケーション開発部隊において、 会員向けの債権管理の機能を つかさどるシステムの 開発チームのリーダーを担当。

  • 高橋 歩

    カード・ペイメントビジネス事業部

    長澤と同じく債権管理のシステムの 開発チームに所属し、要件定義から参加。 製造工程においてオフショアの 管理なども担当。

  • 森 繁紀

    カード・ペイメントビジネス事業部

    このプロジェクトにおいて、 アプリケーション開発部隊のPM (プロジェクトマネージャー)を務め、 3つの開発チームを統括。

大手カード会社 × TIS

各事業部・部門が連携して、ALL TISとしてクライアントの課題解決に取り組みます。

プロジェクト組織図 プロジェクト組織図

※体制、部門名などはプロジェクト当時のものです。

1. 始動

新規顧客かつ大規模案件。納期は絶対。待ち構える困難にどう対応するか?

近年、さまざまな業界でクレジットカード事業に新規参入する企業が増えている。BtoCの事業を営むある大手企業も、ポイント付与などのサービス提供を通してユーザーの満足度を向上させ、さらに顧客の囲い込みを図るべく、クレジットカード事業への進出を決断。その会員向けWebシステムを構築するベンダーとして選ばれたのが、クレジットカードシステムの開発で豊富な実績を持つTISであった。

クライアントであるその大手企業が展開するサービスは世の中でも注目されており、クレジットカードを新たに発行するにあたって膨大な数の会員を獲得することが見込まれた。それに対応できるスケールのWebシステムを、まったくのゼロの状態から作り上げる。このプロジェクトのアプリケーション開発のPMを任された森は、当初不安を隠せなかった。

「いままで経験したことのない短納期の大規模プロジェクトであり、しかもまったくの新規案件でお客様の特性もつかめていない。サービス開始日はすでに決まっており、スケジュールの遅延も絶対に許されない。これは困難なプロジェクトになると感じていました。」

プロジェクトの失敗の多くは、お客様とのコミュニケーション不足から生じる。そのことを強く認識していた森をはじめこの案件の主要メンバーは、最初の体制づくりから大胆な策に出る。それは、TIS社内に専用スペースを設け、お客様も含めてプロジェクトに関わるメンバー全員が常駐するというロケーションの集約だった。

「特に今回はスケジュールの遅延が許されないため、常にお客様と意志疎通できる環境にしたいと考えたのです。お客様側もこの新規事業を絶対に成功させたいという強い想いをお持ちで、我々の提案を受け入れてくださいました。」

社内のプロジェクトルームには、お客様のシステム部門のみならず、業務の責任者の方々もあわせて約30名が常駐。TISも100名を超えるメンバーが参画して一堂に会するという、きわめて稀有な形でプロジェクトはスタートした。何か解決すべき問題が発生すると、その場ですぐにお客様とTISのメンバーがホワイトボードでディスカッションすることもしばしば。結果、お客様と自然に信頼関係を築くことができ、それもプロジェクト成功の要因のひとつだったと森は振り返る。

2. 突破

すべての壁を取り払い、関係者が一丸となってゴールへ向けて疾走。

プロジェクトの現場では、お客様とTISのメンバーの間でたびたび熱い議論が繰り広げられた。債権管理機能のアプリ開発リーダーを務めた長澤も、そうした場で奮闘した一人だ。

「要件定義の段階では、お客様から『こんなサービスも実現したい』という要望が次々と寄せられました。しかし、それをすべて受けていたのでは予定の工期をオーバーしてしまう。そこで開発規模を可視化し、お客様のご要望がプロジェクトにどう影響するかを明確に示し、時には『今回は諦めて次期フェーズでやりましょう』と断固お伝えしました。」

このプロジェクトでは、隔週に一度、先方の責任者をはじめステークホルダーが全員集まる会議を開催し、要件の変更などをその場で忌憚なく意見を交わし、即座に意思決定する体制も構築。長澤リーダーのもとで開発にあたった高橋も、今回のプロジェクトはスピード感がまるで違ったと語る。

「私はWeb画面のUIの開発などを担当しましたが、そこでは安藤さんが率いるアプリ基盤構築のチームの方々の力がとても大きかった。お客様が望む画面を実現するために、画面UIの部品をすぐに作ってもらうなど、密に連携できたことで開発がうまくいったと思っています。」

アプリ基盤構築のPMを務めたアーキテクトの安藤はこう振り返る。 「こうした大規模で難易度の高い案件では、私が所属するアプリケーション開発センターのアーキテクトが最初から参加し、当社独自のフレームワークなどを駆使して設計・製造を支援していきます。このプロジェクトでも、要件定義の段階からうちのメンバーを参加させ、技術的に可能かどうかという知見を提供しました。まさにTIS一丸となったプロジェクトでしたね。」

3. 達成

世の中に大きな影響力を持つサービスを、チームで創り出す醍醐味。

このプロジェクトでは、製造工程においてオフショアが活用された。TISはオフショアの活用においても豊富な実績とノウハウを築き上げているが、今回はあまりに大規模な案件であったため、中国の大手二社に委託。高橋はそのオフショア拠点とのやりとりも担い、現地のエンジニアに指示するために北京と大連への出張も経験した。

こうしてメンバーの誰もが大きな責任を担い、リリース日に向けて怒涛のようにプロジェクトは進行していった。テストフェーズではお客様との認識の相違があり、それを埋めるのにも非常に苦労したと語る森だが、それでもこの案件はとても楽しかったという。

「確かに大変でしたが、お客様の重要な新規事業を創り出すことに自分が大きく関わっている。そう思うとおのずと興奮しましたし、純粋に面白かったですね。」

長澤も、当初は「この案件はあまりに難易度が高くて未知の領域も多く、自分の限界に挑戦することになる。おそらく厳しいプロジェクトになるだろう」と覚悟していたという。

「しかし、プロジェクトが進むにつれて『これはできる』という手応えを感じるようになり、気持ちはどんどん高揚していきました。このプロジェクトを経て、自分がさらに一段レベルアップしたように思います。」

そして、このクレジットカード会員向けWebシステムは当初のスケジュール通りに無事にカットオーバー。プロジェクトメンバー全員で達成感をわかちあった。その後、一カ月間、インナーリリースとして関係者だけを対象としたフィールドテストが実施されたが、そこで高橋は自ら作ったシステム上でカードを申し込み、実際にカードが手元に届いた時に初めて自分の仕事の成果を実感したという。

「そのカードを使っていろいろなパターンで買い物をし、その履歴がWeb上にきちんと表示された時は思わず感激しました(笑)。このような自分たちの暮らしに身近なサービスの開発に携われるのは、やはり大きなやりがいを感じますね。」

ちなみにこのプロジェクトは社内でも高く評価され、社長賞も受賞した。こうして世の中に対して大きな影響力のあるシステム開発に携われるのはTISの醍醐味だと森。大規模な案件を、モチベーション高いメンバーたちと協力しあいながら、良好なチームワークのもとで成し遂げる。そんな仕事を経験したいなら、TISほど格好のフィールドはないと森は熱く語る。

※所属、職名等は、インタビュー当時のものです。
※TIS、TISロゴはTIS株式会社の商標または登録商標です。
※その他の会社名、商品名、サービス名は各社の商標またはサービスマークです。
ミッション

大手企業のクレジットカード事業への新規進出にともなう、会員向けWebシステムの構築。多大なリソースを投じる大規模案件を、予定通りのスケジュールで完遂する。

成果

スケジュール通りにカットオーバーし、万全の形で顧客のサービス立ち上げに貢献。以降、新規に入会したクレジットカード会員数は順調に増加している。

FUTURE

保守体制を構築して引き続き案件に関わり、お客様のビジネスパートナーとして、このクレジットカード会員向けWebシステムのユーザビリティ向上や新たな機能の追加を図っていく。

Topics
安藤氏

システムの高度化に伴い、重要度を増すアーキテクト

大規模な開発案件を、スピーディーに成功に導くことに関しては定評のあるTIS。その陰の立役者となっているのが、アプリケーション開発センターだ。ここに所属するアーキテクトで、上記のプロジェクトにも参画した安藤はこう語る。

「アプリケーション開発センターでは、当社独自のJavaフレームワークである“Nablarch(ナブラーク)”の開発運用を担い、すでに金融関連の大規模な案件で豊富な実績があります。当部門のアーキテクトたちはこの“Nablarch”を知り尽くしており、要件定義や設計段階から関わることで開発の生産性向上に大きく寄与し、当社ならではのアドバンテージになっています。」

昨今、システムがますます高度化・複雑化するにつれて、アーキテクトの役割はますます重要になっている。TISでもアーキテクト人材の拡充に取り組んでおり、キャリア採用にも力を入れている。優秀な人材ならばすぐに頭角を現し、活躍できるチャンスがあるだろう。

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