ページの先頭へ

HOMEプロジェクト・ストーリー > 01.長谷工コーポレーション×TIS

前人未到の領域へ

長谷工コーポレーション×TIS
長谷工コーポレーション×TIS

PROJECT MEMBER

(写真左より)

  • 徳嵩 賢

    IT基盤技術本部

    現場におけるPL(プロジェクトリーダー)として6つのチームをまとめ、ピーク時には30名に及ぶメンバーをマネジメント。

  • 神谷 顕一

    IT基盤技術本部

    基盤面でのテクニカルなスペシャリストとして、主にサーバの設計・移行を担当するチームのリーダーを務める。

  • 村上 浩文

    IT基盤技術本部

    今回のプロジェクトのPM(プロジェクトマネージャー)を務める。提案時から関わり、デリバリーまで一貫して指揮を執る。

  • 中澤 義之

    プラットフォームサービス事業部

    AWSソリューションにおけるAmazon側との主管窓口を担当。お客様への提案フェーズにおいて技術的な知見を提供。

長谷工コーポレーション × TIS

各事業部・部門が連携して、ALL TISとしてクライアントの課題解決に取り組みます。

プロジェクト組織図 プロジェクト組織図

※体制、部門名などはプロジェクト当時のものです。

1. 始動

120台以上のサーバをAWSへ。選ばれたのは「総合力のTIS」だった。

それは、TISにとって過去に例のない規模のアマゾン ウェブ サービス(AWS)導入案件だった。クライアントは、マンション建設最大手の長谷工コーポレーション様。グループ各社も含めて、オンプレミスのサーバを全面的にAWSのクラウド環境に移行したいというご要望のもと、複数社コンペの結果、このプロジェクトを託されたのがTISであった。

TISは、2009年からAWSを活用したシステム開発や運用管理を手がけており、それまで上場企業を中心に多数の導入実績を築いていた。このAWSを活用したソリューションの立ち上げから関わってきたのが中澤であり、このプロジェクトでもAmazon側との窓口となって技術面から案件獲得を支援した。彼は語る。

「TISはAWS導入で豊富な実績があり、社内にAWSに精通したエンジニアを多数抱え、日本で5社しか存在しない『プレミアコンサルティングパートナー』にも認定されています。しかし今回のプロジェクトは、業務サーバが約120台、ファイルサーバの規模は80テラバイトにも及ぶという巨大なシステムをAWSに移行させるというもので、これだけのスケールの案件は世間でもあまり事例がなく、当社にとっても初であり、非常にチャレンジングでした。」

この案件においてお客様への提案段階から関わり、全体のPMを担ったのが30代半ばの村上だ。彼はTISがお客様から選ばれた理由をこう語る。

「今回の案件は、要件定義から設計、移行、そして運用までトータルに担い、さらにお客様の主要拠点が東京と大阪にあるため、両方でプロジェクトを推進していく必要がありました。当社にはそれに対応できる体制があり、まさにTISの総合力が評価されたのだと思います。また、提案時からお客様の疑問や不安を解消すべく何度もディスカッションを重ねたのですが、そうした姿勢もお客様からこの難しいプロジェクトを伴走できるパートナーとして認めていただけたのではないかと思っています。」

そして2014年夏、プロジェクトは立ち上がった。ここで現場の指揮を執ったのが、当時まだ30歳を過ぎたばかりのPLの徳嵩だった。

2. 難題

次々と立ち塞がる困難。優れた技術力とマネジメント力で乗り越えていく。

「このプロジェクトは6つのチームが機能しながら進める大規模なもので、私自身もこれほどの規模のAWS導入は未知のチャレンジであったため、チーム間の連携を取るのに苦労しました」とPLの徳嵩は振り返る。そうした状況のなか、彼をはじめとするメンバーの奮闘の甲斐あって、3カ月で設計・構築を完了。その後、運用が開始された。

徳嵩とともに現場で活躍したのが、サーバの設計・移行のチームリーダーを務めた神谷だ。エンジニアとして高いスキルを持つ神谷は、この未知のプロジェクトに、むしろ楽しみながら臨んでいた。しかし、そんな彼を大きなトラブルが襲う。本番稼働後、あるシステムに不具合が発生したのだ。調査にあたるも原因がわからず、きわめて難解なトラブルだった。このままではお客様の業務に大きな支障をきたしかねない。神谷は果敢に行動を起こす。

「AWSならクラウド上にどんな環境もすぐに整備できます。そこで、お客様の本番環境と同等スペックのテスト環境を複数環境用意し、さまざまなテストケースを検証し、原因を突き止めました。答えにたどり着いた時はやはりエンジニアとして非常に高揚しましたし、迅速にリカバリーできたことでお客様からもたいへん評価いただきました。問題が発生しても、自分が立てた仮説をすぐに実行に移して検証できるのはクラウドならでは。これもAWSの利点だと思いますね。」

並行してサーバの移行も順次進められた。120台を超えるサーバを1年間で移行していくというスケジュール。緊張の連続で、メンバーへの負荷も大きく、小さなミスも散見されるようになってきた。そこでPLの徳嵩は、メンバーのモチベーション維持のための策を講じる。

「おそらくトップダウンで鼓舞しても響かないと考え、メンバー全員を集めて、ボトムアップで不安点や改善点を素直に吐き出してもらい、より業務がスムーズに行えるように細かなルールなどを見直していきました。こうした場を定期的に設けることでミスも減り、移行が円滑に進むようになりました。」

徳嵩のリーダーシップによってプロジェクトのチームワークはいっそう強固になり、ゴールへ向けてメンバーの士気が高まっていった。

3. 達成

このプロジェクトを経て、TISのAWSソリューションはさらに進化。

そして2016年初頭、予定よりも1カ月早くサーバの移行を完了。プロジェクト全体を統括したPMの村上は、お客様の協力も大きかったと言う。

「いくつかトラブルに遭遇しながらも、お客様はけっして我々を非難されることなく、常に問題解決に向けて協力してくださりました。それは、『何があっても逃げない』という我々の現場の頑張りをきちんと見ていてくださっていたからだと思います。」

PLの徳嵩も、このプロジェクトを経験することで、AWSに関するナレッジはもちろん、プロジェクトマネジメントの力もおおいに磨かれたと語る。年齢に関係なく、若手でも実力があればプロジェクトを率いる立場を任されるのがTISの魅力であり、チーム志向、マネジメント志向の人間にとってはいくらでもキャリアアップできる場だと徳嵩は言う。現在もお客様の基盤運用を引き続きTISが担っており、現場では神谷がリーダーとなって業務を進めている。神谷は言う。

「AWSは次々と新たなサービスが公開され、フレキシブルに活用できるのが大きなメリット。今後は、お客様のビジネススピードを加速するため、クラウドネイティブアプリケーション開発の支援や、TCOの削減につながるクラウドの活用方法も提案し、実装していきたいと考えています。AWSは発想次第でいろんなソリューションが実現できるので、インフラエンジニアとしては非常に面白い領域です。」

PMの村上は、今回これだけの規模のAWS導入を成し遂げ、プロジェクトを通じて人材が大きく育ったこともTISにとって財産になったと振り返る。また、中澤もこう語る。

「今回のプロジェクトは当社にとって大きな契機となり、これ以降、大規模なAWS導入案件の新規獲得に次々とつながっています。最近では、SAPなどのERPパッケージをAWSに載せるというプロジェクトも進行中。また、これまでに得たAWSの構築・運用管理のノウハウをサービス化して、お客様に提供する事業も立ち上がっています。技術を武器に新しいサービスを企画開発したいという人にとっても、TISは刺激的なフィールドです。」

AWSソリューションといえばTIS。そんなブランドが確立されつつあるいま、TISのIT基盤事業はクラウド時代においても、最先端を走り続けている。

※所属、職名等は、インタビュー当時のものです。
※TIS、TISロゴはTIS株式会社の商標または登録商標です。
※Amazon Web Services及びAWS商標は、米国その他の諸国における、Amazon.com Inc.またはその関連会社の商標です。
※その他の会社名、商品名、サービス名は各社の商標またはサービスマークです。
ミッション

長谷工コーポレーション様のシステムをAll inでクラウド(AWS)に移行することによる、基盤運用負荷の軽減とBCP実現
(サーバ台数、容量の増加に柔軟に対応できる環境構築/今後のシステムリプレースや増強時の負荷削減/システム利用やグループ横断的なデータ活用など新しいワークスタイルへの対応/グループ全体で環境や運用を統一し、管理負荷を軽減/BCPやDRに対応できる環境の構築など)

成果

グループ全社のオンプレミスサーバをAWS上に集約するとともに、運用を高いレベルに統一し、お客様の負荷を⼤幅に軽減。同時にBCPも大幅に向上。

FUTURE

クラウドファーストから、クラウドネイティブへ。機能・運用改善によるさらなるコスト削減、柔軟性の実現。まだ取り込んでいないAWSサービスをクラウドへ拡大実装。次世代データ活用や新しいワークスタイルの実現。

Topics
萩原氏

若手メンバーが先頭に立ち、AWSビジネスの更なる可能性を拓く。

TISは2015年に「AWSプレミアコンサルティングパートナー」の認定を受け、すでにAWS認定資格取得者も224名に上っている。こうした業界におけるTISのプレゼンスの向上に大きく寄与したのが萩原加奈だ。彼女は入社間もない頃から、TISでのAWSソリューションの立ち上げに関わり、社外の研修やユーザー会にも自ら進んで参加。そこで得たナレッジを社内に展開すべく、AWSに関する研修や勉強会などを全社的に企画・開催し、自ら講師も務めている。

「TIS社内だけではなく、当社グループ会社に向けた研修や、お客様向けの勉強会なども積極的に開催しています。グループの一人でも多くの方にAWSを知ってもらい、AWSビジネスをより活性化することが目標です」彼女はいま、AWSユーザー会の運営にも関わっている。TISではこうした社外活動が奨励されており、自分のような若手にも機会をどんどん与えてくれるのがTISの魅力だと語る。

日本において、「AWSプレミアコンサルティングパートナー」と「VMwareソリューションプロバイダ プレミアパートナー」の両方の認定を受けている企業はTISだけであり、これもIT基盤事業における当社の実力を物語っている。(2018年3月時点)

お客様名
株式会社長谷工コーポレーション
事業内容
建設事業、不動産事業、エンジニアリング事業
従業員数
2,253人 (平成28年3月31日現在)
主な拠点
東京本社、関西、埼玉支店、横浜支店、名古屋支店、京都支店、技術研究所(埼玉県越谷市)、ベトナム駐在員事務所
URL
http://www.haseko.co.jp/hc/index.html
募集職種の一覧はこちら

プロジェクト・ストーリーを読む

長谷工コーポレーション×TIS
大手カード会社×TIS
自社サービス “DialogPlay”
旭化成×TIS
メーカーA社×TIS
住宅金融支援機構×TIS
長谷工コーポレーション×TIS 大手カード会社×TIS 自社サービス “DialogPlay” 旭化成×TIS メーカーA社×TIS 住宅金融支援機構×TIS