TIS株式会社　2016年　年頭所感

2016年1月4日

あけましておめでとうございます。

　昨年は、日本経済のゆるやかな回復基調により明るい話題が増える一方で、コンプラインス・ガバナンス問題に大企業が揺れるなど、企業のあるべき姿を改めて考える年でした。

　我々のお客様においては、中長期的なIT投資重点化は経営戦略の最重要事項であり、 Fintech、 IoT、AIなどのIT技術を自社事業に取り込み、いかに「差別化」「グローバル展開」を実現していくか、に高い関心が寄せられています。また、それを実現するためのビジネスパートナーとしての我々の手腕への期待もたいへん大きいものがあります。

　この期待へ応えるための2016年のTISの最重要経営テーマは、『ITホールディングスグループ統合再編Day1の完遂』と『中期経営計画「Target 2017」2年目計画達成』の2つです。

　我々を取りまく経営環境は、急激に変化しており、事業構造の変革への対応を先んじて進めていく必要があります。今回実施するグループの統合再編は、業界をリードし、ビジネスモデルを変革創造し、お客様の事業拡大に貢献するビジネスパートナーとなるために必要不可欠なものです。この目標に向けた、「段階的な統合再編」の第1弾にあたる「Day1の完遂」が2016年の重要ミッションの一つです。

　また、 TISの中期経営計画は、ITHDグループの中期経営計画でも根幹をなしています。初年度計画の遂行と、着実な2年目のスタートを実現することで、グループ再編への拍車もかけていきたいと思います。

以上

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。