中期経営方針
中期経営計画(2021-2023)
中期経営計画(2021-2023)の位置付け
中期経営計画(2021-2023)は、グループビジョン2026達成に向けたセカンドステップとなります。
DX提供価値向上によりバリューチェーンを高度化する期間と位置付け、更なる構造転換を進めることで、当社グループの成長を通じた社会課題解決を目指します。
グループビジョン2026の詳細については、「グループビジョン」をご覧下さい。
スローガン
グループ基本理念「OUR PHILOSOPHY」のミッションに掲げる「デジタル技術を駆使したムーバーとして未来の景色に鮮やかな彩りをつける」に基づいて、「Be a Digital Mover 2023」をスローガンとしました。
基本方針・重点戦略
重要な経営指標
当社グループでは、事業を通じた社会課題の解決による社会価値と経済価値の創造、持続的な成長を意識したサステナビリティ経営を推進しています。これに基づき中期経営計画(2021-2023)においては、4つの戦略ドメインへの構造転換を進めることで事業成長や収益性の向上による持続的な企業価値向上を目指す観点から、「売上高5,000億円」「営業利益(営業利益率)580億円(11.6%)」「EPS(1株当たり当期純利益)の年平均成長率10%超」「戦略ドメイン比率60%」「社会課題解決型サービス事業売上高500億円」を重要な経営指標として設定しています。
* 当社グループが注力する社会課題を直接的に解決するサービス型事業の売上高であり、戦略ドメインの内数として事業成長をマネジメント
財務方針
当社グループでは資本コストを意識した経営を従前より推進しており、資本コストを上回るリターンの持続的な創出を目指しています。その実現に向けて、成長投資の推進・財務健全性の確保・株主還元の強化のバランスのもと、資本構成の適正化を推進し、資本効率性の向上を図ります。
ROEについては、EPSの継続的な成長を通じて、2024年3月期には12.5-13%を目標とし、長期的には構造転換を進めることで安定的に15%を実現できる企業への成長を目指しています。
計数計画
(連結) | 売上高 | 営業利益(率) | 親会社株主に帰属する 当期純利益 |
---|---|---|---|
2024年3月期計画 | 5,000億円 | 580億円(11.6%) | 390億円 |
(参考) 2021年3月期実績 |
4,483億円 | 457億円(10.2%) | 276億円 |
株主還元の基本方針
当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と認識しており、中長期の経営視点から事業発展につなげる適正な内部留保を確保しつつ、連結業績を勘案したうえで、安定した配当を継続していくことを基本方針としております。「中期経営計画(2021-2023)」においては、成長投資の推進、財務健全性の確保、株主還元の強化のバランスのもと、総還元性向の目安を40%から45%に引き上げ、1株当たり配当金を継続的に充実化することで、株主の皆様とのエンゲージメントを高めてまいります。
※総還元性向:親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当と自己株式取得の合計額の比率
株主還元の詳細については、「株主還元」をご覧下さい。