中期経営方針
中期経営計画(2024-2026)
中期経営計画(2024-2026)の位置付け
2024年4月からの3か年計画として策定した中期経営計画(2024-2026)では、前中期経営期間で実行した各種投資や顧客と関係構築を成果に結びつけるとともに、グループビジョン2032実現に向けたファーストステージとしてこれまで実行してきた投資成果を土台に明確な優位性確立に向けた差別化・集中化によりこれからの市場と顧客に選ばれ続ける理由づくりを進めてまいります。
グループビジョン2032の詳細については、「グループビジョン」をご覧下さい。
スローガン
フロンティア開拓を基本方針に、未来志向で市場開拓と事業領域の拡大を起点としたバリューチェーン全般の質的向上に向けて、次の成長と強みを生むポジション・能力獲得の実現を目指します。
基本方針
フロンティア開拓
を基本方針として掲げ、
付加価値を伴った持続的成長
を目指す
未来志向で市場開拓
と
事業領域の拡大
を起点とした
バリューチェーン全般の質的向上
により、
社会と顧客の変革
を実現
重要な経営指標
※1 調整後営業利益率:営業利益にのれんの償却費を足し戻した値をもとに算出
基本戦略
【市場戦略】
- 社会課題と自社の強みを踏まえて定義した成長領域に対して経営資源を集中投下
- 事業の高付加価値化とテクノロジー投資強化の両輪でASEAN中心にスピード感を持ってビジネスを拡大
【サービス戦略】
- 上流~業務アウトソーシングまでサービスのフルバリューチェーン化
- 4つの社会課題※2をターゲットとしたピュアサービス※3の拡充
【テクノロジー戦略】
- ナレッジ流通とITアーキテクトの育成と再配置の仕組みを進化
- AI×自動化によるプロセス再開発
【人材戦略】
- コンサルタント700名体制への増員とコンサル基礎スキル一般化による課題解決力強化
- 先鋭人材の獲得・育成と人材の機動的再配置の仕組みを整備
【知財戦略】
- 付加価値の向上と事業規模拡大の両立のため、一層の知財蓄積・利活用を推進
- 顧客接点情報のフィードバック強化による知財創出の促進
※2 「金融包摂」「都市への集中・地方の衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」 の4つ。2050年の世界からのバックキャストを行い、当社グループとして解決に貢献すべき社会課題として選定
※3 基本的に全ての顧客に画一的な仕様を提供するサービスの形態
株主還元の基本方針
当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と認識しており、中長期の経営視点から事業発展につなげる適正な内部留保を確保しつつ、連結業績を勘案したうえで、安定した配当を継続していくことを基本方針としております。「中期経営計画(2024-2026)」においては、成長投資の推進、財務健全性の確保、株主還元の強化のバランスのもと、総還元性向の目安を45%から50%に引き上げ、1株当たり配当金を継続的に充実化することで、株主の皆様とのエンゲージメントを高めてまいります。
※総還元性向:親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当と自己株式取得の合計額の比率
株主還元の詳細については、「株主還元」をご覧下さい。